
渡邉ホマレ

고질라
평균 3.7
「宇宙人の次は大怪獣だろ!」 1998年。『インデペンデンス・デイ』で一世を風靡したローランド・エメリッヒ監督が、満を持して挑んだのは、日本が世界に誇るスーパースター「ゴジラ」のハリウッド版プロジェクト! しかし出来上がったそれは、原点のスピリットの欠片も残さない、底抜けモンスターパニック映画だった…! ………と。 本作を批判するのは実に簡単ですよね。 何しろ、「ゴジラ〜的に」ダメなポイントが多すぎる! ・ゴジラ誕生の原因は、アメリカじゃなくフランスの水爆実験 ・ゴジラに突然変異するのはイグアナ ・ゴジラは道路を走る。早い。 ・ゴジラは放射能をまき散らさない ・ゴジラは放射能熱線を吐かない ・ゴジラはマグロを食べる ・ゴジラはミサイル数発で倒せる ・ゴジラはたくさん卵を生む ・ラストが『スーパーマリオ』と同じ 寧ろワザと逆を狙ってるんじゃないか?というくらい、元祖『ゴジラ』のスピリットを一切継承していません。 ですから「こんなんゴジラじゃない!」という批判はごもっとも! 興行的には成功したものの、アメリカの観客からもそっぽを向かれ、スピルバーグ監督からは「だーからやめとけとあれほど…」と呆れられた…かどうかは分かりませんが、とにかく世界中から総スカンを受けたエメリッヒ監督は、以後「大味ディザスタームービーの大家」として知られる様になります。 その作品をザッと挙げてみると… 『スター・ゲート』 『インデペンデンス・デイ』 『GODZILLA』 『デイ・アフター・トゥモロー』 『紀元前1万年』 『2012』 『ホワイトハウス・ダウン』 …………アレ? ………こうして挙げてみると ……どれも案外キライじゃないぞ? よく考えたら、別に『GODZILLA』だってつまんなくはないじゃない! そう、「ゴジラ」という名前にさえ触れていなければ、本作は意外と…否、かなりオモチロイのです。 せめてタイトルが『イグアナン』とか『ヤモリン』とか『ザ・クッパ』とかだったら…ヒットしてないですね、たぶん。