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これぞ最高傑作。 傑作や名作という言葉がこれほど似合う映画に最近はなかなか出会わない。 終始卒なく、凝りに凝った物語で繰り広げられるこのストーリーをどこからどう語っていいかはわからないが、史上最高傑作のアメコミであることは間違いない。 ジョーカーの狂気は、美しいほど完璧に描かれている。 主役のバットマンをしのぐ存在感と魅力は圧巻の一言。 悪役であるにもかかわらずジョーカーファンが多いのも納得だ。 歩き方でさえ、言葉を発さずとも イカれたジョーカーの全てを演じた キースは、天才だ。 凶悪犯を凶悪犯と感じさせないハイテンションさは、どこか異常で気味悪く、この映画をうまく盛り立てている。 この映画を語る上でジョーカーは必須であるが、もちろん主役のバットマンも、もう1人の悪役のトゥーフェイスも、いつものバットマンの周りの人々も、最高に”最高”である。 そして、どうかエンディングを集中して見てほしい。バットモービルで颯爽と駆け抜け暗闇に消えるバットマンをよく見て、ゴードンの言葉をよく聞いて、感じてほしい。 こんなに一瞬で心を奪われるクールなエンディングは他にない。 ”正義とは?狂気とは?” この端境にあるものは? 度肝を抜かれるこの名作をぜひご覧ください!
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