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殺人に芸術的価値観を盛り込んでる所がハンニバル ・レクター(ドラマ版の)を彷彿とさせた。 しかし完全に完璧に犯行を重ねるハンニバルと違い今作の主人公は理想が高い割に犯行は思うように捗らず、どこかコントのような間抜けぶりで笑いを誘ってくる。 完全なる変人、殺人鬼であるのにそれが魅力的で心のどこかで彼の犯行を応援したくなるような気持ちにさせられました。 万人受けする作品ではないけれど、 デンマークの鬼才と言われるラース・フォン・トリアーの持ち味満載の内容に個人的には満足です。
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