
cocoa

Café de Flore
Avg 3.5
1969年のパリでダウン症の息子ローランを育てるシングルマザーのジャクリーヌ(ヴァネッサ・パラディ)。 一方は現代のカナダ、モントリオールに暮らすDJのアントワーヌ(ケヴィン・パラン)の家族。 何も関係のない二つの家族に訪れる時空を超えた不思議な出来事は……そんなスピリチュアルなお話。 ジャクリーヌの必死の子育てする演技はとても良かったと思います。 当時は25歳位までしか生きられないとされていたダウン症の息子に対する過剰なほどの愛情。 だからローランが女の子を好きになって、母子だけの暮らしに影を落とし、選んだ結果がアレなのか…。 一方のアントワーヌ側は苛立てば暴れてばかりのDJ気取りには共感できず。 (アントワーヌの恋人のローズの裸体はとってもきれいでしたが) アントワーヌの元妻キャロルは離婚の痛手に苦しむ日々を送っています。 そんなキャロルが精神的に追い詰められて「視る」ようになった子どもの姿、それがローランだったのです。 そのあとは「輪廻転生」まっしぐらなのですが、時空を超えて繋がる魂と言うことですが私はどうしても共感できませんでした。 俗に言う「ソウルメイト」だとしても、ヴァネッサの誤った選択で生まれた不幸を、キャロルが全てが背負う辛さはあまりにもひどい。 それが輪廻転生だと言われても、今でも愛するアントワーヌと恋人ローズの結婚を許さなきゃならないなんて。 ヴァネッサがキャロルだとしてもそんな運命は受け入れなくてはならないのか…ずっとそう思いました。 フランスの輪廻転生感はどれだけ強いのかわかりませんが、誰かの生まれ変りだとしても罰まで与える考えはしっくりこないです。 割りと評価が高くて、二つのエンディングの可否もいろいろ言われています。 写真に映る姿や最後の光が爆発する描写などこだわっているようだけどだから何ですか~。 良かった点はピンク・フロイドの曲だけ。 と言うことで今一つの内容でした。