
セイクク
4.0

Little Women
Movies ・ 2019
Avg 3.9
マーチ家四姉妹とその姉妹を取り巻く人々の話です。 これは…素晴らしい作品でした〜☆ (*´∀`*) 一言で言うと「完成度の高さ」でしょう♪ 『若草物語』『続若草物語』を軸にしながら作者のルイーザ・メイ・オルコットの人生体験、監督であるグレタ・ガーヴィグ自身の成功までの人生を重ね合わせた脚本は素晴らしい完成度でした〜 ☆☆☆☆☆ この様子だと監督、脚本を務めたグレタ・ガーヴィグは原作者のルイーザ・メイ・オルコットの作品を相当読み込んでいるのでしょうね♪ (o^^o) 役者の演技がまた良く、エマ・ワトソン、シアーシャ・ローナン、エリザ・スカンレン、フローレンス・ピュー、ローラ・ダーン、メリル・ストリープの女性陣だけではなく、脇を固める男性俳優に至るまでよくこれだけ揃えたものです〜 (>_<) そして目立たないようにしながらも本作では構図に強いこだわりのある場面が随所に見られ、自然と作品に引き込む手腕には脱帽でした〜 *・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・* 色も効果的に使われていて、ジョーには強さや情熱を表す「赤」!! ジョーには少女時代ドレスやスカートやスカーフに赤が使われていて、母親がジョーに「カッとなる性格は私に似たのかしら〜」と慰める場面では2人ともしっかりと「赤」を着用していますね〜(笑)(๑>◡<๑) (さすが親子ですね♪) そして序盤エイミーとバッタリ会う場面ではジョーの事がまだ好きなローリーはしっかり赤を身につけています♪ 後半大人パートでは自分の人生に迷い自信を失ったジョーは暗い青を中心に着ていて、少女時代に好んで着ていた強さや情熱の象徴の「赤」を身に纏っていないのも素晴らしい演出でした〜 (*´∇`*) その後、吹っ切れ自信を取り戻したジョーは再び「赤い」スカートやネクタイを着用します♪ そして最後に出てくる完成された本の表紙の色は果たして⁈ ☆☆☆☆☆ メグは「緑」、エイミーは「青」でしたね。 ベスは「白」かな? そして最強のおばさまは「紫」(>_<) かなりこだわりの散りばめられた宝石箱のような作品で繰り返し観たくなる映画でした〜 (((o(*゚▽゚*)o)))♡