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不器用な男の真っ直ぐな生き様を描いた作品。 そういった映画では、何かしらの節目に己の人生を省みることで、人生において犠牲にしてきた家族との愛や時間を取り戻すことになるパターンが多いように思う。 この映画はそれとは少し異なるものだった。 良くも悪くも真っ直ぐなのである。 でもそれ故に自分にとって本当に大切なものは何かを考えさせてくれる。 今自分が大切だと思っているものは、社会の大きな流れの中で、妄信的に大切だと思い込んでいるだけなのかもしれない。 本当に心から自分が大切だと言えるものは何なのか、自分に向き合ってみたいと思えた。
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