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4 years ago

2.5


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Jeanne Dielman, 23, Quai du Commerce 1080 Bruxelles

Movies ・ 1975

Avg 4.0

この映画は定点観測の如く設置されたカメラで映し、まるで昆虫観察のように主人公の日常を映しているらしい。 人が人らしくない。人として見られていない。そうやって想像してしまう…。 収容所に閉じ込められたユダヤ人のように。それがアケルマンの家族と重なり、まだ観ていないのに悲しい気分になった。 しかもタイトルも住所と名前でなんか冷たさを感じる。 また内容として、主人公が平凡な暮らしを続けていくのに対し、とある変化によって日常の不整合さがどんどん表面的に出ていく感じだと観る前は思っている。 あと「映画史上最も女性的」ってどういう意味か気になるところ。 「感想」(ネタバレあり) お金入れる器の蓋閉め忘れ、電気の消し忘れ、ボタンの付け忘れ、靴磨く道具落とす…。 平凡な暮らしの変化による異常な焦りや、変化させた者に対する恐怖(変化させた者が木曜日にも来るため)をジャンヌから感じとれる。 その恐怖が殺意を生むところは私には理解できなかったが、変化によって指摘されることに抵抗感持つのは共感できる。 そして男性優位社会において主婦は「家事」や「買い物」といった縛りがある。縛りをスケジュールに入れないといけない。そのため縛りをいつも同じ時間帯で行うようにしたほうがいいという考えは他の予定が入ったときの調整をしやすいので理解できる。 また「また結婚したい?」の質問に対して、ジャンヌは「一人のほうがいい。」みたいな台詞を言っていたのが印象に残ったし、抱き上げたら赤ちゃん泣いてしまうのに三回もやっている(しかも泣き止んだタイミングで三回目の抱き上げをしていた)のは個人的に理解できない。