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【キャラのカオス→∞の魅力】 マーベルキャラクター、そして豪華俳優陣のカオス。その事で、見る人によって千差万別の楽しみ方が生まれている映画だと思う。それこそまさに∞(インフィニティ)! ◆ マーベルの社長は意味深げに「重要な最後を迎える。それが我々のやりたい事」と語っている(https://www.cinematoday.jp/news/N0098352) 「アベンジャーズ」シリーズの第3作。シリーズ当初からのヒーローたちに加え、「スパイダーマン ホームカミング」「ブラックパンサー」などからも主要ヒーローが参戦。監督は「キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー」のアンソニー&ジョー・ルッソ兄弟。 ◆ 6つすべてを手に入れると世界を滅ぼす無限大の力を得るインフィニティ・ストーン。その石を狙うラスボス、サノスを倒すため、アイアンマン、スパイダーマンら最強ヒーローチーム“アベンジャーズ”が集結。果たして、彼らは人類を救えるのか? ◆ まずはマーベルキャラの大集合、大団円。どのキャラも個性が消されておらず、活躍する様は爽快そのもの。マーベルには全く初心者レベルの自分にとっても、充分楽しめました。個人的には、スパイダーマンの絶妙に中途半端なポジション、そしてグレードアップしたスキルがツボだったのと、ワンダ・マキシモフの最強過ぎる能力がただただ唖然。 もちろんこれ以上ない俳優陣の豪華さにも注目。主役級がゴロゴロいすぎて、いわゆるエンドロールしょっぱなの一枚一名ものが長い長い笑 個人的に好きなスカーレット・ヨハンソンとクリス・プラットが共演している事が、小さな感動でした。おそらく見る人によって千差万別の感動ポイントが万単位で存在する映画だと思います。まさにそれこそインフィニティ(無限大)! 冒頭とエンドのド派手なCGアクションもピカイチ。ドクター・ストレンジの光輪から、アイアンマンのリバルサーブラストが街で連発されつつ、エボニー・マウの妖術が飛び交うシーンに、冒頭から鳥肌モノだった。 ◆以下がっつりネタバレ◆ ストーリーも、お決まりのハッピーエンドに終わる事なく、キャラが半滅したのにはマーベルを大称賛したい。前述の通り、どのキャラも主役を張った作品があるわけで、映画製作側の見方をすれば、消滅してしまう事に各キャラの製作担当がすぐには納得しなかったはず。それをまとめ上げた苦労は計り知れないし、マーベルという会社の中でのトップダウンがない限り実現しない展開だったと思う。 この映画は次回作への巨大な振りかぶりに過ぎず、消滅したキャラ達が復活してサオス打倒!と思ったのも束の間、マーベルの社長は次回作も含め「重要な最後を迎える。それが我々のやりたい事」と語っている。どうやら次回作になっても本当にいくつかのキャラが消滅したままなのかも知れない!(興行的にはあり得ないとは思うけど)とにかく1つの作品として、芯を曲げずに徹底した展開が逆にスッキリでした。そして、未鑑賞のマーベル映画を制覇したい欲求にかられました笑
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