
すのさん

Sunflower
Avg 3.6
ソフィア・ローレンといえば、 この「ひまわり」! と刷り込まれてるような気がする。 流石に大女優、好きなタイプでは無いけれど、 さまざまなシチュエーションでの演技、 すごいすごいすごいでした。 恋に落ちた、アントニオとジョバンナ、 暇さえあれば、おっぱい触ってイチャイチャ ばかりしてましたが、結婚を決め、 新婚を理由に、入隊を14日間遅らせ、 やっぱりイチャイチャします。 やはり、出征したくないアントニオは ジョバンナと結託して、イカれた芝居を 打ちますが、見事にバレ、罰として ソビエトの前線に送られる事に。 雪原の行軍の中、アントニオは脱落し、 命ば風前の灯火だったが、現地の娘マーシャ に助けられ、記憶も失ったついでに マーシャと結婚、子供も授かります。 それを知らないジョバンナは、10年近く アントニオの消息を訪ねて回りますが、 最後のチャンスとソビエトに捜索の足を 伸ばした際に、マーシャとアントニオの 家にたどり着きます。その行く末はいかに? 私がまだ小さい頃、日曜洋画劇場で淀川さんの 解説でリアルに両親と眺めてましたが、 日本人の子供の目には、いささか ソフィア・ローレンの魅力と演技力が 理解できず、退屈時間だったように思えます。 まず、なんと言っても、ハツラツだったり、 老け顔になったりと七変化のソフィアが それぞれのシチュエーションで心の動きが わかりやすい、見事な演技でした。 私にはマルチェロ・マストロヤンニが 男前な事くらいの印象で、ソフィアは マルチェロを完全に喰ってる感じがしました。 私の頭の中では、 ソフィア・ローレンは夏木マリさん、 マルチェロ・マストロヤンニは二谷英明さん に変換されています。 次は、ロケ地ですね。 ウクライナの南部にあるらしいひまわり畑や、 沢山の十字架が建てられた壮大な墓地、 ミラノ駅、モスクワのヤロスラフスキー駅、 グムデパート、赤の広場、火力発電所、 素晴らしかったです。 最後に忘れてはいけないのが、 マーシャ役のリュドミラ・サヴェリーエフ、 控えた演技でしたが、美しい金髪、美しい青い眼 が印象的でした。私が思うに、マーシャだけは 裏切られた形で終わってほしくないなと 思っていました。 言わずもがな、ヘンリーマンシーニの テーマ曲、ギターやピアノで 弾けるようになりたいくらい素晴らしい、 相当老齢であったらしい、デ・シーカ監督、 見事に仕上げてますね。ブラボー! 20020530