Sunflower
I girasoli
1970 · Drama/War · Italy, France, USSR, United States
1h 47m
(C) 1970 COMPAGNIA CINEMATOGRAFICA CHAMPION(IT) FILMS CONCORDIA(FR) SURF FILM SRL, ALL RIGHTS RESERVED.



At the end of World War II, Giovanna, a war bride living near Milan refuses to accept that her husband, Antonio, missing on the Russian front, is dead. There's a flashback to their brief courtship near her hometown of Naples, his 12-day leave to marry her, ruses to keep from deployment, and the ultimate farewell. Some years after the war, still with no word from Antonio, Giovanna goes to Russia to find him, starting in the town near the winter battle when he disappeared. Armed with his photograph, what will she find?
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セイクク
4.0
ヴィットリオ・デ・シーカ監督の傑作映画です。 この映画を観て一言「これぞ名作」でした。 イタリアの太陽ソフィア・ローレンと名俳優マルチェロ・マストロヤンニの演技がとにかく素晴らしい作品です♪ 最初はいかにも古典的な見せ方、カメラアングルで「もしかしたら退屈かなぁ」が第一印象でした。 (*´ω`*) しかし2人が結婚した場面から演技力全開で、どう見ても実際に結婚している夫婦にしか見えず一気に引き込まれていきます〜(>_<) この映画の素晴らしいところ(の一部)はソ連に行ったシーンにあり、関わるソ連人が親切な人ばかりという脚本で、反戦を直接訴えかけるのではなく間接的に「戦争の虚しさ」を伝えているところです。 そして若くて可愛いソ連娘の演出と対比も残酷で作品に深みを与えています。 「ひまわり」というタイトルの割には途中そんなにひまわりのインパクトが強くなかったのに対し(墓標の方が印象に残っていた)、全てが分かった上でのラストのひまわりは何故だかもの悲しく思え素晴らしい演出でした。 当然マンシーニの曲も良かったです♪ ☆☆☆☆
Izumi
5.0
一面のひまわり畑を見て悲しい気持ちになる人はあまりいないと思うけど、私はそう。若い頃にこの映画を観てしまって、ひまわりを見るといつだってこの悲しい音楽が浮かんでしまう。 機会あって再見したのだけど、本と一緒で映画も歳を重ねてから観ると触れる琴線が違ってくるんだな、と実感。昔は、途中の再会場面がとても悲しいと思ったけど、やはり本当に悲しいのは最後なのだ。お互いに想っていても、別離しなければならないという事情。丸出しだったナポリ弁ももはや影を潜めたジョヴァンナと、絶望的な情念を背負ったアントニオ。そんな二人の、なんと美しいことか。人は哀しみを知って美しくなるのだ。 どの別れの場面も、駅と電車が介在するのが印象的。どんなに後ろ髪引かれても無理矢理二人を引き裂いていくのはやはり電車がふさわしい。ひまわり畑と一緒で、ミラノ中央駅に行くたび、やっぱり悲しい気持ちになるのだ。
カチミラ
4.0
2023.1 冒頭、晴天の下、地平線まで埋め尽くされたひまわりになぜか悲しげな余韻😢を残す音楽。 この違和感は何?🤔 半ば以降にその理由がわかるが、あーそういうことか、だからこの音楽なのかってなったわ。 演出が巧みですね👍 この映画、 人生を狂わされた悲劇で終わらさずに、引き離された夫・妻がそれぞれの家族を持ち立ち上がろうとする希望が込められているのが素晴らしい🙌🙌
邊見 猛
5.0
This may contain spoiler!!
星ゆたか
4.0
2022.5 2022年3月。タイトルにもなっている、広大なる“ひまわり”畑のロケが、ウクライナ地方で行われたかの理由で再公開されている。ロシアのウクライナ侵攻での支援金を、興行収入の一部から充てられるとのことだ。 制作当時、イタリア映画として初めてソビエト国内での撮影を許可されたという。大プロデューサー、ジョセフ・E・レビンとカルロ・ポンティの2人が10年もの準備期間を費やした作品だとか。 激戦のソビエト戦線に新婚の夫を送った妻が、終戦になっても帰らない夫を捜して、国交回復後のソビエトを訪れるという物語だ。 大地を覆いつくすばかりに茂るひまわり畑も、冬になれば雪に埋もれてしまう。その大地には、多くの兵士や庶民のしかばねが眠っていた。とのナレーション。 最初の30分ぐらいまでが、イタリアでの新婚時代のエピソード。 浜辺で抱きあい女の耳飾りを飲み込んで咳き込む男、巨大なオムレツを作り過ぎ、もう卵を見るのも嫌だとするところ。別れ難く、男は狂人を装おって出兵を免れようとして失敗する。この辺の喜劇タッチの間合いも、マルチェロ・マストロヤンニとソフィア・ローレンの手馴れた熟練のコンビぶりが、見せてくれました。 そして中盤からラストにかけて、戦争のもたらした運命の仲違いで、別々の人生を歩まねばならない覚悟の瞬間に見せる別れの芝居。(悔しさ、切なさ、愛しさ。) お互いの顔を見つめ合う数秒づつの、駅での走り去る列車とホームでの交互のショット割りは、まさに映画史上に残る名場面です。 ただこの映画は、物語の主人公達の20数年以上の時間の隔たりを経ての人生なので、その時間の経過をもう少し感じさせて欲しかった。(描写を増やしても‥‥もしかしたら編集でカットされたか) それぞれに別の相手ができ、子供も生まれた変化があるわけだから。 それにしてもジュゼッペ・ロトゥンノの深みのある撮影は素晴らしい。 そしてヘンリー・マンシーニの時間の波のように繰り返されるテーマ曲。 これは私の愛好の映画音楽。数あるその中でも、ベストテンに入れたいぐらい好きな1曲です。 イタリアン・ネオリアリズムの旗手と謳われた、ヴィットリオ・デ・シーカ監督。(1901~1973) 「靴みがき」(1947)「自転車泥棒」(1948)「ミラノの奇蹟』(1950)「ウンベルトD」(1952)「終着駅」(1953)「屋根」(1956)「ふたりの女」(1960)「昨日・今日・明日」「あぁ結婚」(1964)「悲しみの青春」(1970)などと並ぶ晩年の傑作ですね。
wishgiver
3.5
50周年HDレストア版鑑賞。 もうひたすらソフィア・ローレンが美しい。 そして一面のひまわり🌻に圧倒されます。 有名なヘンリー・マンシーニの音楽は同じフレーズが多用されてて、やや食傷気味ですが、やはり古典のレストアはありがたいです。 (2020.7.31@伊勢進富座)
すのさん
4.0
ソフィア・ローレンといえば、 この「ひまわり」! と刷り込まれてるような気がする。 流石に大女優、好きなタイプでは無いけれど、 さまざまなシチュエーションでの演技、 すごいすごいすごいでした。 恋に落ちた、アントニオとジョバンナ、 暇さえあれば、おっぱい触ってイチャイチャ ばかりしてましたが、結婚を決め、 新婚を理由に、入隊を14日間遅らせ、 やっぱりイチャイチャします。 やはり、出征したくないアントニオは ジョバンナと結託して、イカれた芝居を 打ちますが、見事にバレ、罰として ソビエトの前線に送られる事に。 雪原の行軍の中、アントニオは脱落し、 命ば風前の灯火だったが、現地の娘マーシャ に助けられ、記憶も失ったついでに マーシャと結婚、子供も授かります。 それを知らないジョバンナは、10年近く アントニオの消息を訪ねて回りますが、 最後のチャンスとソビエトに捜索の足を 伸ばした際に、マーシャとアントニオの 家にたどり着きます。その行く末はいかに? 私がまだ小さい頃、日曜洋画劇場で淀川さんの 解説でリアルに両親と眺めてましたが、 日本人の子供の目には、いささか ソフィア・ローレンの魅力と演技力が 理解できず、退屈時間だったように思えます。 まず、なんと言っても、ハツラツだったり、 老け顔になったりと七変化のソフィアが それぞれのシチュエーションで心の動きが わかりやすい、見事な演技でした。 私にはマルチェロ・マストロヤンニが 男前な事くらいの印象で、ソフィアは マルチェロを完全に喰ってる感じがしました。 私の頭の中では、 ソフィア・ローレンは夏木マリさん、 マルチェロ・マストロヤンニは二谷英明さん に変換されています。 次は、ロケ地ですね。 ウクライナの南部にあるらしいひまわり畑や、 沢山の十字架が建てられた壮大な墓地、 ミラノ駅、モスクワのヤロスラフスキー駅、 グムデパート、赤の広場、火力発電所、 素晴らしかったです。 最後に忘れてはいけないのが、 マーシャ役のリュドミラ・サヴェリーエフ、 控えた演技でしたが、美しい金髪、美しい青い眼 が印象的でした。私が思うに、マーシャだけは 裏切られた形で終わってほしくないなと 思っていました。 言わずもがな、ヘンリーマンシーニの テーマ曲、ギターやピアノで 弾けるようになりたいくらい素晴らしい、 相当老齢であったらしい、デ・シーカ監督、 見事に仕上げてますね。ブラボー! 20020530
dreamer
4.0
この映画「ひまわり」は、イタリアの名匠ヴィットリオ・デ・シーカ監督が、じっくりと謳いあげた、堂々たる大メロドラマだ。 第二次世界大戦中、勝ち気なナポリ女、ソフィア・ローレン扮するジョヴァンナと、鼻の下の長いミラノ男、マルチェロ・マストロヤンニ扮するアントニオが結婚する。 二人のなれそめや、お熱いハネムーンの描写は、喜劇タッチで大いに笑わせてくれる。 夫婦がしめしあわせ、夫は発狂したふりをして召集を逃れるのだけれど、芝居がばれて、アントニオは厳寒のソ連戦線へと送られてしまう。 悲劇はここから始まる。終戦になり、兵士はぞくぞく復員してくるのに、夫は行方不明だ。 待ちわびた妻のジョヴァンナは、単身、ソ連へと夫の消息を尋ねて旅立って行く。 初めて入り込んだ、西欧側の劇映画のカメラが、ソ連の風景を新鮮にとらえる。 特に一望遥か、目もくらむ鮮やかさで咲き乱れる、ウクライナ地方のひまわり畑は、その下に倒れた無数の戦死者の魂と、女の愛の叫びの凝縮とも見え、厳しい美しさで胸を打つ。 ついに、ジョヴァンナが捜しあてた夫には、だが若く美しい現地妻、「戦争と平和」で一躍世界中の注目を浴びた、リュドミラ・サヴェーリエワ扮するマーシャと、幼い女の子までいた。 この二人の妻の出会いと、もと夫婦の無言の再会の場面は、ヘンリー・マンシーニの哀切きわまりない音楽とともに、見事な盛り上がりを見せるが、後日、アントニオが故国イタリアへ、ジョヴァンニを訪れる二度目のめぐりあいは、さらに悲しい。 会えばいっとき、懐かしい愛がこぼれ落ちながら、過ぎた昔は取り戻すすべもない。 ラストの痛ましい余韻は、戦争の罪悪というよりも、人の世のさだめのむごさを、そくそくと伝えてくれる。
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