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my life

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2 years ago

4.0


22 July

Movies ・ 2018

Avg 3.5

「ウトヤ島、7月22日」を観た時に犯人側の視点で描かれた別の作品も見てみたかった。と言うコメントを残してみたのだが… まさか、別の作品が既にあったとは。そんなことは、当然ながら知らない事実。呑気に見てみたい…なんてコメントをしていた自分が恥ずかしい。とまでは、実は全く思ってはいないが、そういうコトにしておきたい気分。 そんなこんなで、今度は「7月22日」を初鑑賞してみた。予備知識はウトヤ島の方を観ているぐらいやけど本作は気になる犯人側について触れているのかすらも実は知らない。 監督は調べてみるとポール・グリーングラス。どうやら「ユナイテッド93」の監督らしいので同じ実話ベースとなると、これは少々期待が持てるかも。 ふ~ん、島に到着して、いきなし犯人登場。これは「ウトヤ島、7月22日」で描かれていなかった部分が早々に暴かれていく。え、早っ…って率直に思うが、その犯人も開始30分ほどで早々に逮捕される。 思わず残り時間をチェックしてみたが…あと残り2時間もあるやんか。てっきり「ウトヤ島、7月22日」と同じように銃殺シーンを多めに盛り込んで来るのかと勝手に思っていただけやけど、まずは少し驚かされる。 つまり、その後の展開に重きを置いている作品。このような大量殺人は軽いはずがなく決して許されるべき事でも無いので、その過程にも注目してみた。 銃弾を5発も撃ち込まれながらにも生き残った青年と…その家族。77人をも殺害し強がって見せる加害者の態度。首相を交えた政府側の対応。 この三つ巴のような展開で繰り広げられウトヤ島の方を先に観ていると言うコトもあるが、とりわけ展開が気になり引き込まれていく。 銃弾を撃ち込まれながら助かった青年にスポットを当てる展開は否が応にも感情移入をせざるを得ない状況。法廷での語りは重い。一挙手一投足に注目が集まるなか堂々とした立ち振舞いはシンプルに涙を誘う。 77人の遺族の気持ちを考えると到底許されるコトではない。こういう映画から何か一つでも感じ取れるコトが在ればと…感じる今日この頃である。