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1386年にパリでじっさいに行われた【最後の】決闘裁判の顛末を描くリドリー・スコット監督作。 決闘裁判? ほぼ読んで字の如し。 【証人や証拠が不足している告訴事件を解決するために、原告と被告の両当事者が決闘を行う裁判方式】 原告、騎士ジャン・ド・カルージュ(マット・デイモン)。 被告、従騎士ジャック・ル・グリ(アダム・ドライバー)。 原告の訴え、ル・グリがカルージュの妻マルグリット(ジョディ・カマー)を強姦した。 カルージュ、ル・グリ、マルグリットそれぞれの視点で描いた3章立てからなる2時間半超えの映画だが、終盤になるにつれどんどん惹き込まれていくあたり、さすがサー、リドリー・スコットというところか。 しかしながら、決闘裁判の結末はどちらか一方の死であり、観終わったあとには苦いものしか残らない。 それはそれとして、エンドロールを観ていて、本作の脚本にマット・デイモンとベン・アフレックの名がクレジットされていることに気がついた。 そしてベン・アフレックもル・グリの後ろ盾的立ち位置である領主役で出ていた。 ということは、『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』以来の【マット・デイモン&ベン・アフレック】コンビ復活ではないか。 何気にすごいことだ。 あと、アダム・ドライバー、良い俳優だな。 【Disney+】
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