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horahuki

horahuki

5 years ago

4.0


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Diary of a Chambermaid

Movies ・ 1964

Avg 3.5

ブルジョワの変態っぷりが最高! 足フェチ変態ジジイ、歴代メイド全員妊娠させた変態パパ、小言ばっかりで潔癖な煩いママ。そんな地獄のようなお屋敷にメイドとして雇われた美女セレスティーヌさんの、そいつらを躱して上手く立ち回る強メンタルっぷりが圧巻!ブニュエル作品の女性は強い!! 「ふくらはぎに触っても良いかね?」とセレスティーヌさんに包み隠すことなく聞いてくるジジイの変態っぷりに笑う!たくさんある靴コレクションの一足を履かせて部屋を歩かせ、その姿をじっくりと観覧。ヤベェなこいつ!🤣そして、椅子に座らせて足(靴)を熱心に触るジジイに対して「ふぁ〜あ」と欠伸をかますセレスティーヌさんマジ強い! 舞台となる家は金持ち一家なわけだけど、冒頭から狩りのシーンが挟まり、「外れた方が良かった」と言いつつ蜜を吸おうと花に止まる蝶をショットガンで打ち抜くジジイさんからして既に、貧-富の関係性を強烈に匂わせてくるといういつものブニュエル。蜜というエサを蒔き下層を誘き寄せて狩るあたりにブリリアで公開された短編『エサ』と近似のポンジュノ的意図を読み取れるし、血肉とならず、無慈悲に消されるところにより強烈な無情が漂う。『鬼滅の刃』で流行った言葉を借りれば生殺与奪の権を金持ちに握られてる感覚にゾクゾクする…😱 ただ、金持ちによる横暴が描かれるわけではなく、本作の金持さんは単に変態なだけというのが笑える🤣ブニュエルさん完全に金持ちバカにしてるやろってくらい悪意ありありなのが大好き。変態ジジイは途中脱落するし、変態パパはセレスティーヌさんに一発やろうぜと何度も迫るのだけど、スルーされて挙げ句の果てにはデブなおばちゃん(おばあちゃん?)にまでアプローチする始末。隣にも元軍人のお偉いさんが住んでて、醜いご近所バトルを繰り広げるのも笑った! そんな金持ち連中の中でも屈することなく自分を持ち続けるセレスティーヌさんが本当サイコーなんだけど、やっぱり面白みがあるのはジョゼフのキャラクター。この家に雇われてる庭師で、貧富の貧の方にカテゴライズされるポジションでありながら、外国人とユダヤ排斥に熱心な活動家の一面も持っている。だから位置づけ的には『乱暴者』のブルートのようでもある(屠畜もするし)のだけど、このジョゼフを通してファシズムの台頭を描くあたりに、ブニュエルの厭世的な皮肉が見えてきて面白い。しかもこいつもロリコンクソ野郎だから、クライマックスのvsセレスティーヌさんは、マジでセレスティーヌさん頑張れってなった!