Diary of a Chambermaid
Le journal d'une femme de chambre
1964 · Crime/Drama · France, Italy
1h 37m



Celestine has a new job as a chambermaid for the quirky M. Monteil, his wife and her father. When the father dies, Celestine decides to quit her job and leave, but when a young girl is raped and murdered, Celestine believes that the Monteils' groundskeeper, Joseph, is guilty, and stays on in order to prove it. She uses her sexuality and the promise of marriage to get Joseph to confess -- but things do not go as planned.
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dreamer
4.0
ルイス・ブニュエル監督の「小間使の日記」は、最もブニュエル監督らしく、また最も彼の作品と異なっているように思える。 淡々としたストーリーのなかに、彼独特のエロティシズムと死の匂いがある。 フランスのノルマンディー地方の、あるブルジョワ家庭の小間使・セレスティーヌに扮する、フランスを代表する名女優ジャンヌ・モローは、決して好感の持てない女を、怪しげなエロティシズムを漂わせつつ演じている。 一地方のブルジョワ家庭を、小間使の目を通して描いているのだが、そこには様々なアブノーマルな世界が展開していく。 冷感症でセックスを拒んでいる女主人。 彼女は、小間使のセレスティーヌが、香水をつけているだけでも、いらついて注意する。 そういった、普通の小間使ではない、世慣れた女をジャンヌ・モローは好演しているといっていい。 夫人からセックスを拒まれている、ミシェル・ピッコリ扮する夫のモンティユは、精力を持て余し、それを狩りに出る事で癒している。 当然のように、セレスティーヌにも言い寄るのだが、相手にされない。 モンティユの舅のラブールは、靴フェティシストで、セレスティーヌに自分のコレクションの靴を履かせたりして興奮するといった有様だ。 とにかく、変な人がいっぱいなのだが、これがブニュエル監督の手にかかると、実に芸術的でエロティシズムを感じさせるのだ。 この作品で重要なのは、セレスティーヌともう一人の、ジョルジュ・ジェレ扮する下男のジョゼフだろう。 二人ははじめから憎み合っているのだが、それはどこか近親憎悪に近い。 確かに二人とも、ただ従順に主人に仕えていないところは、よく似ている。 この映画で、一つだけ、セレスティーヌが女の意地を見せるシーンがある。 ジョゼフが、村の少女を強姦して殺害した時だ。 彼女は、自分の肉体をジョゼフに与えてまでも、彼から殺人の証拠を摑もうとする。 森の中で殺害された少女の足に、蝸牛が這うシーンには寒気がする。 痛々しく、鮮烈なシーンとして忘れられない。 しかし、そこには一つの、少女へのブニュエル監督のメタファーも感じられた。 どこかで人間を愛せないでいる人たち、セレスティーヌと、ジョゼフはまさにそんな人間だった。
3.2.1.0
3.0
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akubi
2.5
欲望と憎悪、人間の卑しさすべてがでんでん虫が這ったあとのように妖しくひかる。 呪いをかける暇もなく、時間と時代は流れてその奔流で溺れそう。目にみえるものしか大切にできない悲しいひとびとの、彼らの幸せとやらが貪欲に蠢いていた。
horahuki
4.0
ブルジョワの変態っぷりが最高! 足フェチ変態ジジイ、歴代メイド全員妊娠させた変態パパ、小言ばっかりで潔癖な煩いママ。そんな地獄のようなお屋敷にメイドとして雇われた美女セレスティーヌさんの、そいつらを躱して上手く立ち回る強メンタルっぷりが圧巻!ブニュエル作品の女性は強い!! 「ふくらはぎに触っても良いかね?」とセレスティーヌさんに包み隠すことなく聞いてくるジジイの変態っぷりに笑う!たくさんある靴コレクションの一足を履かせて部屋を歩かせ、その姿をじっくりと観覧。ヤベェなこいつ!🤣そして、椅子に座らせて足(靴)を熱心に触るジジイに対して「ふぁ〜あ」と欠伸をかますセレスティーヌさんマジ強い! 舞台となる家は金持ち一家なわけだけど、冒頭から狩りのシーンが挟まり、「外れた方が良かった」と言いつつ蜜を吸おうと花に止まる蝶をショットガンで打ち抜くジジイさんからして既に、貧-富の関係性を強烈に匂わせてくるといういつものブニュエル。蜜というエサを蒔き下層を誘き寄せて狩るあたりにブリリアで公開された短編『エサ』と近似のポンジュノ的意図を読み取れるし、血肉とならず、無慈悲に消されるところにより強烈な無情が漂う。『鬼滅の刃』で流行った言葉を借りれば生殺与奪の権を金持ちに握られてる感覚にゾクゾクする…😱 ただ、金持ちによる横暴が描かれるわけではなく、本作の金持さんは単に変態なだけというのが笑える🤣ブニュエルさん完全に金持ちバカにしてるやろってくらい悪意ありありなのが大好き。変態ジジイは途中脱落するし、変態パパはセレスティーヌさんに一発やろうぜと何度も迫るのだけど、スルーされて挙げ句の果てにはデブなおばちゃん(おばあちゃん?)にまでアプローチする始末。隣にも元軍人のお偉いさんが住んでて、醜いご近所バトルを繰り広げるのも笑った! そんな金持ち連中の中でも屈することなく自分を持ち続けるセレスティーヌさんが本当サイコーなんだけど、やっぱり面白みがあるのはジョゼフのキャラクター。この家に雇われてる庭師で、貧富の貧の方にカテゴライズされるポジションでありながら、外国人とユダヤ排斥に熱心な活動家の一面も持っている。だから位置づけ的には『乱暴者』のブルートのようでもある(屠畜もするし)のだけど、このジョゼフを通してファシズムの台頭を描くあたりに、ブニュエルの厭世的な皮肉が見えてきて面白い。しかもこいつもロリコンクソ野郎だから、クライマックスのvsセレスティーヌさんは、マジでセレスティーヌさん頑張れってなった!
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