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原題"Me and Earl and the Dying Girl"(ぼくとアールと死にかけの彼女...笑)から超シュールな本作。 自称イケてない高校生グレッグ(味のあるイケメンだと思うけど)はサエない高校生活を送りながら、仕事仲間のアールと映画を作る毎日。 そんなグレッグの語りで進む本作は『(500)日のサマー』よろしくシーン毎にタイトルがついてるのがいい感じ。 ♢♢♢ ある日、白血病になった同級生の女の子レイチェルの相手をするよう母親に言われ、仕方なく訪ねるも本人には拒否られ(ま、そういうことを照れ隠しなんだか、本心なんだかわからないけど言うんです、このグレッグは)、でも通ってるうちに少しずつ2人は仲良くなっていくわけです。 そこに絡むアールのキャラとトークがたまりません。 なんといっても3人(特に男子2人)のキャラ設定とセリフの完成度がズバ抜けてます。 ♢♢♢ 彼らが作る映画は有名作品をパロったクレイアニメなんですが、これがまたなんとも味わい深い。 そしてグレッグとレイチェルが恋人ではなく心友になっていくのがまた好感が持てます。 終盤の大切な手紙の翻訳がやや残念な字幕になってるけど、ここには書けないからぜひ調べてみてほしいです。 ♢♢♢ ラストは泣けたな〜。 予想どおりステキな作品でした。
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