
たっちゃん-半変人のお調子者-

Anora
Avg 3.6
Apr 02, 2025.
ストリップダンサーがロシアの富豪の息子に見初められ、結婚までしてしまうのだが… バカ息子の現実逃避に付き合わされた挙句、鼻持ちならない金持ち家族の面倒事に巻き込まれてしまうアノーラ。それでもせっかく掴んだ幸せを逃したくないと妻という立場に必死にしがみつく彼女の姿が痛々しくて辛い。 まぁ自分にはバカ息子と付き合ってる時が幸せかと言われればそういう風には見えなかったけど。あんなに羨ましくない金持ちの豪遊は初めて見たかも。 とにかくあのバカ息子が薄っっっっっぺら過ぎてさぁ… 終盤の遂にアノーラと2人で話す場面とか本当心底ムカついた。「無理に決まってんじゃん。現実見ろって。」とか言って。一番見てねぇのお前じゃねぇか!!!!とぶっ飛ばしてやりたくなる。あの後の母親もムカつくけど。というか母親は出てきた初っ端からもう話通じないオーラがプンプンで笑っちゃうレベルだった。 バカ息子を捜索する4人の珍道中はもっと観ていたかった笑 特にイゴールは本当良かった。登場時、物静かでヤベェ奴感出してたけど、アノーラとのやり取りの中で、確かに強いけど、黙ってたのは強者感ではなく単に人付き合いが苦手なんだと分かるのが愛らしいし、アノーラとも初めはぶつかり合っていたけど、その珍道中の中で、マフラーあげたりとか次第に打ち解けていくのも良いし、ちゃっかり指輪取り返してるのグッジョブだし、 ラスト、感謝の意をああいう形でしか返せないアノーラに対して、それを受け入れそうになるも、すんでの所でやめさせるイゴール。やっぱこいつは信頼できる男やで… その見返りを求めない優しさに触れ、アノーラは遂に悔しい気持ちを全面に出して泣き出す。 とにかくあのクソ家族が痛い目に遭いますように… やってる事業が全部上手くいかなくなりますように…と願わずにはいられない、辛すぎるラストシーン。 ショーン・ベイカー作品のラストって急にぶっ飛んだ感じになるイメージだったから、こんなしっとり終わるのか…と逆に意外だった。 動画内で本作について語っております。 是非聴いてください。 ↓↓↓ https://www.youtube.com/live/2Aw0sTAZ71o?si=DhGlehW59UKxJ12o 映画評価基準 この映画が好きか 9 没入感 9 脚本 9 演出 10 映像 10 キャスト 10 音楽 8 余韻 10 おすすめ度 8 記憶に残る映画だったか 9 計92点