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meme

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8 years ago

3.0


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Wonder Wheel

Movies ・ 2017

Avg 3.1

しょっぱなからビーチの色彩豊かなシーン、続いて色とりどりの遊園地。待ってました!ウディ・アレン!と心の中でガッツポーズした。やはり映像美は好みすぎる。 食卓の器のセンスも衣装もとびっきり良かった。ドンピシャ。 女である私としてはウディの皮肉がビシビシと痛いストーリー。 主演のジニー役はケイト・ウィンスレット、うん、良かった。元女優という自分が忘れられず、遊園地内のレストランのウエイトレスで収まる私じゃないの!家庭で家事をする私も本当の私じゃないの!私は特別なの!と常に思っている。 不倫相手のミッキーに対しても、芝居がかったドラマチックな振る舞い、すんごく痛い女。 そこに現る若くて美しくて未来溢れるキャロライナ。もう発狂よね、そうなっちゃうよね。 彼女は抗えないものを受け入れられない。 ストーリーが進むにつれジニーのヒステリックも増していく。キャロライナがいなくなった時のジニーのドレス姿はゾッとしたなぁ。 本当は目をそらさずに向かい合わなくちゃいけない息子リッチーがいるのに、いつまでもいつまでも過去にすがりつき、自分をどこか遠くに連れて行ってくれる何かを求めている。 今を抜け出したところで、自分が変わらない限り、また同じ事の繰り返しになると気付かない、最後まで痛くて残念な女の物語。 こうゆうウディ作品も良いが、やはりミッドナイトインパリのが好きだなぁ。