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チャップ

チャップ

9 years ago

5.0


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Arrival

Movies ・ 2016

Avg 3.5

いつまで浸っていたいそんな映画でした。 「思考は言語によって決まる」という考え方を基にしたとても重厚な言語学に宇宙人の言語とそれを一人の女性の視点からこの映画は描かれている。 まず「思考は言語によって決まる」という考えをSFに持ち込もうと思ったのが素晴らしい。 突如現れた宇宙人の言語を主人公がコミュニケーションを取りながら、解明していき、その中で不思議な体験をしていく…… これが大雑把なあらすじだが、この映画でとても私が気に入ったところが3つある。 原作の改変と言語を解明していくプロセス、そして音楽だ。 元々は短編集の一つの作品に過ぎないものを2時間の映画に仕上げるのは相当の無茶が出るのではないか、と不安だった。当然、改変は行われたがまさかあのような形で再現されるとは思わなかった。最高。 宇宙人とコミュニケーションを取ることにより、言語の情報を集めて、形にしていく。このシーンが最高に燃えた。いや萌えたと言ってもいいくらいには身悶えさせられた。こうゆう謎が少ずつ明らかになっていくのがツボな私にはたまらない一シーン。 最後に音楽がひどく静かな音楽だった。いやむしろ、静寂すらも音楽だ言わんばりに限りなく深く沈むような重い音楽に惚れました。 全体的なメッセージをどう受けとるかは人次第で、受け取り手に委ねられらる映画だと思うので、観れる機会があるなら、可能な限り観てほしい。 全ての人におすすめできる映画です。