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観終わった後、気味が悪く奥が深い映画だと感じ 感じ方は十人十色であって好き嫌いがハッキリ分かれる映画。 人に勧められないし自主的に観ることを勧めます。 . . ここからはネタバレと自分が感じた事不謹慎な内容も含むことを書きます。一個人としての感想なのでどうか広い心で観てください。 . . . 登場人物達は人の形をした何かだと思われジェニファーローレンス役のマザーは母なる大地、地球であると考え 夫は創造の神である。マザーが生命の核であり家が地球である。度々マザーが苦しくなると家も朽ちる描写があるからお互いリンクしてる。マザーが懸命に家を修復してる姿を見ると納得できる。 最初の来客夫婦は始めの人類であり その兄弟たちも その後兄弟が喧嘩し弟を殺す。これが人類初の殺人てあって その罪の下で流れた血は家(地球)にこびり付き穴が開いてしまうほどの罪。 黄色の粉は安定剤だと思われるし、はたまた子供が出来た途端に捨てるシーンがあるから、もしかしたら妊娠させやすいものなのかもしれない。 夫の書く本はバカ売れするシーンがあるが世界で一番売れた本とされてるのが多分聖書である その本は人の弱い心の支えとなり信者を作りあげた。信者は人類で我々のことを指してる。信者(人類)は増え続け家(地球)に入りきれないほど人口は増えた。 度々家で洪水のシーンは津波と考えて増え続けた人口の均等の為。 神の間に生まれた子供こそイエスキリストであり 人々の救世主となり人の罪を背負い死ぬ これは聖書の内容とリンクする。 映画だと赤ん坊がバラバラにされ人に喰われて糧にされるシーンは衝撃。そのあとマザーがフルボッコにされるシーンは胸が痛過ぎて 観た瞬間もう観たくないと思った。しかしこれが我々(人類)がしてることなのかもしれないと考えさせられる。 怒り狂ったマザーは地球ごと燃やし全て失くす。 夫(神)はマザーから生み出される物全て奪い。核となる心臓までも取る。そして最初のシーンと繋がって別の女性になる。 この流れを見ると最初の燃えてる女性はジェニファーローレンスでは無い別の女性であって崩壊してる。マザーのジェニファーでも崩壊してる。 無限ループと思うし、最低でも二回は崩壊してると解釈とできる。 監督は強い現代社会の風刺を描いてる。人の愚かさと傲慢さ強欲さ思い通りにならないと手のひらを返したように暴力的になる 寛大なマザーを傷つける哀れさは悲しくなる。 書きたい事が一杯あり過ぎて霧が無いので終わりますが 後味が悪いが考えさせる傑作な映画だと思います。
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