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女子の女子による女子のための映画。 中二病を発症してる女子たち、中二病を拗らせている元女子たち、喜ぶがいい。この作品は貴女たちが観る為だけに撮影された映画だ。 美しい少女が美しい男と危険なダイナーを経営する。危険で強い男を人質で脅し、少しだけ優位に立ち、危険でカッコいい男に助けられ、最後は美しいハッピーエンド。 これはもう、少女漫画だ。 蜷川 実花の脳内妄想大爆発でリビドー全開の大満足の作品である。 中二病を拗らせたおばさんのご機嫌の大作である。 でも、かろうじて観れたのは、役者だ。 役者を格好よく、かつ、美しく撮ることに関してはこの監督、誰よりも秀でている。 特に目を引いたのは窪田 正孝。この人の顔は癖が強くて、イケメンに見えない。だが、今回は違った。小さな顔、影があるがどこか温かみのある芝居、引き締まった身体。これはもう、世の女子たちのハートをがっちり掴んだことだろう。 そして、誰よりもスクリーン映えしていたのは、真矢みき。 いやぁ、格好良かった。これが宝塚ジェンヌか。圧巻の男役だった。 宝塚ジェンヌを男役でスクリーンで観る機会はあまりない。というか初めて観た。こんなに格好良いんだね。そりゃ女子たちがキャーキャー言うわけだ。 玉城ティナも可愛い。お人形さんのようなキレイなお顔がお芝居しているだけで、なんだか満足してしまった。メイド服の玉城ティナはかなり破壊力がある。
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