
たっちゃん-半変人のお調子者-

Spider-Man: Across the Spider-Verse
Avg 4.1
「大いなる力には大いなる犠牲が伴う」 まさかスパイダーマンの根幹を成すこの台詞に真っ向から勝負を挑んでくるとは… ただ「署長が殺される」がカノンイベントであると言われてたけど、そうなの? ベンおじさんは確実にカノンイベントだと思うけど、署長が殺される…サムライミ版とかMCU版とかそんな描写無いから、そこを固定で話を進める所に少し疑問が湧いた。 映像はもう凄いなんて言葉では足りないレベル。 前作でもあった全然絵のタッチが違うキャラとの邂逅描写を更に進化させた、序盤のヴァルチャーとの格闘とか、背景の色が父親の関係性によってガラッと変わるグウェンバースとか、無数のスパイダーマンが追いかけてくるスパイダーソサエティとか、情報量が多すぎて脳の処理が全く追いつかない(褒め言葉)。 何回も観ないと…笑 徹底的にアナーキストなスパイダーパンク、人生順風満帆な陽キャのスパイダーインディアなど、新しいスパイダーマンも魅力的。 ピーター・B・パーカーが幸せな家庭を築いてるだけで、結構胸に迫るものがあった…本当よかったね… ミゲルも悪役っぽいポジションだけど、マルチバースを不用意に混乱させてはいけないと頑張る姿は、マルチバースを混乱させた挙句、高校生に責任を取らせた某魔術師より好感が持てる笑 マイルズ、言いたい事はめちゃくちゃ分かるけど、無策で飛び込むのはあまりに危険だぞ…と思っていたら、最後案の定絶体絶命のピンチに…しかも相手は別バースの自分!?一体どうなるんだよ… 今回は結構グウェンに話を持っていかれてる感じがあったけど、まぁ彼の話は次回大きく展開するだろうし、大いに期待してる。 スパイダーマンの能力+透明化&電撃って改めて観ると結構チートだなぁ笑 そしてグウェン。彼女が本当に良すぎた。 バンドをやめ、父からも拒絶され、スパイダーソサエティの一員である事に自分の価値を見いだしていた彼女が、マイルズによって、組織に疑問を持ち、ラスト組織に背く事になっても友達を助けにいくとバンドを組む… どこかに居場所を求めていた彼女が、自ら作って、「あんたも一緒に来る?」と言う。 こんなの「はい!」って言うしか無いじゃん!! こんな最高の終わり方ある!? 映画自体は尻切れトンボだけど、父に拒絶されるグウェン→父と和解するグウェン、とちゃんと初めと終わりでグウェンの物語が完結してるから、続く!と言われてもモヤっとならない。 後編に全部丸投げで何一つ解決してないような前編の映画もあるから、そこが本当に偉いと思った。 マイルズが選んだ道は果たして正解なのか。 ミゲルどう話をつけるのか。 悪に染まった自分とどう向き合うのか。 スパイダーマンがいないあの世界はどうなるのか。 スポットとどう決着をつけるのか。 グウェンのバンドの活躍。 …本当に本当に後編が楽しみすぎる… そして次こそは東映版が出ると信じてるぞ!! 映画評価基準 この映画が好きか 8 没入感 9 脚本 8 演出 10 映像 10 キャスト 10 音楽 8 余韻 10 おすすめ度 9 何度も観たくなるか 7 計89点