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kghr16

kghr16

6 years ago

5.0


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Birdman or (The Unexpected Virtue of Ignorance)

Movies ・ 2014

Avg 3.3

ラストの解釈はいろいろあると思うけど、リーガンが過去の自分から解き放たれ、本当に自分らしく人生を軽やかに生きられるようになったハッピーエンドなのだと、個人的には思う。 なぜならこれはコメディだから。 大衆と芸術、という対立を皮肉たっぷりに、それでもしっかりと現実的に描いている。これは作家性の高いイニャリトゥ監督の半自伝的側面もあるそうで、確かになあという感じ。 ワンカットに見える編集、音楽、実在の役者名など、大衆に受けそうな要素をちりばめつつ、自分の描きたいものを描く。 これが大衆と芸術の対立を内包した監督としての闘い方なのだとしたら、とてもいい映画だと思う。 ◇ 無責任な批評家に人生を左右される業界人は多いのだろうな。 ◇ 「舞台」というシチュエーションに恥じないすばらしいキャストでした。 ◇ 『ルーシー』を観たあとにもう『マトリックス』を超えるような衝撃的な映像体験はないのだろうと思ったのだけど、これはなかなか衝撃的だった。6年前の作品だけど。 技術が進歩したいま、映画はアナクロになり、映像はただ表現手法のひとつに回帰して、結局はまた制作陣のアイディアによって評価されていくのだと思う。 それにしても鏡のシーンはどうやって撮影してるんだろう。