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隣の唐十郎

隣の唐十郎

6 years ago

5.0


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The Terminator

Movies ・ 1984

Avg 3.6

ジェームズ・キャメロンのメジャー2作目にして出世作。デビュー作が[殺人魚フライングキラー]だから、もともとがB級ホラーだったのだ。それが映画史に残るヒットになったのは偶然では無い。キャメロン監督は妥協しない創意工夫の人だったのだ。本作のヒットを足がかりに[エイリアン2]へと飛躍していく。 アーノルド・シュワルツェネッガーにとっても悪役ながらスターの地位を決定づける飛躍作だった。当初はカイル役をキャメロンに売り込んでいたが、面談の中でアーノルドの風貌にインスピレーションを受けたキャメロンは現在のターミネーターのイメージを直感で描いたという。 二人の出会い無くして完成なし得なかった作品と言える。 地の底から響くようなテーマ曲は、まさに無機質で非情な運命が迫るかの如く。 迫り来る恐怖こそターミネーターの本質である。 怯える事しか出来なかったか弱い一介のウエイトレス(リンダ・ハミルトン)こそがサラ・コナーの原点である事を忘れてはならない。 ちなみにテーマ曲の合間に聞こえる金属音は、ガレージにあったフライパンにマイクを当ててハンマーで叩いて録音したものだという。流石である。