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観るのにかなりエネルギーがいる映画だった。すごい映画だった。一人一人が全力で向き合い、打ちひしがれることもあっても必死に進み続ける。 私は将棋のルールがわからない。そこに広がる世界についてわからない。でも、将棋に必死に向き合う人々を見ていたら気付いたら泣いていた。 支える人々の優しい笑顔を見ると、戦うときは1人でも、実は1人じゃないのかもしれないと思えてくる。後編は前編より複雑な話だった。将棋だけでなく、川本家の問題も降りかかってくる。零くんは必死にもがく。一見間違ったような道も後から見たら、実は合っていたんじゃないかと思うようなときがたまにある。見終わったら、トンネルを潜り抜けたときみたいにまた違った景色が見えてきた。 エンディングのスピッツの春の歌のカバーでさらに泣けた。実はまだ始まったとこだった。おまじないのように心の中でそっとつぶやく。
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