
くらっしゃあ

Indiana Jones and the Kingdom of the Crystal Skull
Avg 3.5
【マイ・4K UltraHD Blu-ray・コレクション】 本作を映画館で観た時、 「これはスピルバーグ、やってもうたなあ」 と思った。 そして、軽く拒否感も覚えた。 であるので、積極的に再度観たい映画ではないのだが、インディアナ・ジョーンズのコンプリートBOXを買うと、当然漏れなくついてくるわけで・・・。 で、数年前にBlu-rayのコンプリートBOXを買った時に1回観たので、今回の4K盤でなんだかんだと3回目の視聴になる。 うー、やっぱりイマイチなのは間違いない。 ただ、公開当時、 「この期に及んで、そのネタ?」 と、ガックリきたクリスタル・スカルの正体については、その潔いくらいのド直球さが一周まわって微笑ましく感じるようにはなっていた。 しかし、何回観ても違和感が拭えないのは、序盤に出てきた【核実験施設】と【核爆発】。 たしかに、この序盤の舞台は【エリア51】で、【核実験施設】とは近接の位置関係にあり、本作の年代設定は1957年で、最も核実験の回数が多かった年だったらしいから、まったくの強引というわけではないのだろうが、それでもやはり、なんとも言えない引っ掛かりを感じてしまうのだ。 スピルバーグにしたら、ちょっとした遊び心なのかもしれないが、要らん遊び心だと思う。 これが、ストーリーそのものに直接関わりがあるのであればなんの文句もなかったのだが、まったくなかったし。 もともと、あまり面白くないストーリーに、やっぱりさすがに歳を取りすぎたハリソン・フォード。 そうだ、本シリーズ最大の強みは、ハリソン・フォードがこれでもかと発散させる問答無用のスターとしてのオーラ。前3作には溢れかえっていたこのオーラが残念ながら本作では感じられないのだ。 この致命的な欠落は、シャイア・ラブーフにもカレン・アレンにも、そしてケイト・ブランシェットにさえも補填できない。 どう考えても、撮られるべきではなかった、撮るにしても、もっと早い時期にだったなという思いがいっそう強くなってしまった3回目の視聴であった・・・。 [2022年6月8日 3回目]