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sawa

sawa

4 years ago

4.0


Winter on Fire: Ukraine's Fight for Freedom

Movies ・ 2015

Avg 3.9

2013年11月、親ロシア派のヤヌコーヴィチ大統領への抗議のため、キエフの独立広場でデモが始まった。初めは学生達による平和的なデモだったが、政府側の治安部隊が武力で抑え込もうとした事から衝突が激化。市民に多くの死者が出る事になってしまった93日間の革命の様子を描いたドキュメンタリー。 世界各地のデモを見る度に、なぜ殺されたり、暴力を受けるかもしれないのにこんな事ができるんだろう、今行動しなければもっと大変な事になると分かっていても自分はきっと行かれないだろうと、心を締め付けられる思いです。 最初は学生達が集まり、歌ったり踊ったり、楽しそうに見える位のデモだったのに、警察やベルクトと呼ばれる民警による過剰な暴力に、一気に雰囲気が変化。 無抵抗の者を2人がかりで鉄の棒で何度も殴りつけるなど、衝撃的な光景。血だらけの、痛々しい姿。ところが、デモ隊は解散する事なく、逆に参加者は増えていく。女子学生の「怖かったけど明日は怯えたくない。だから今日立ち向かうの」という言葉が全てを表しているよう。 デモ参加者側の目線しかないのが少し残念。警察側にも「こんな事したくないなぁ」と思っていた人もたくさんいるだろうし、政府が雇ったティテュシュキーという元囚人達による凶暴な対テロ組織の人達にもどういうつもりなのか聞いてみたい。 そして、この革命を経ても、現在のこのような状況になっている事がとても虚しく悲しい。一刻も早く、いい形で戦争が終結するよう祈ります。 印象に残った所 ・デモ隊が警官達に向かって、「君たちだってこんな事したくないんだろ?あいつら(政府)の言う事を聞いちゃダメだ」と語りかけるところ。 ・有名なロック歌手など、有名人が公然とデモを応援している事。 ・政府側がデモ隊に扇動者を潜入させ、武力解決の言い訳にするという、卑怯で恐ろしいやり口。 ・ショパンの「革命」を演奏する少女と、それを聞き入る警官の顔。 ・とうとう一般市民へ実弾を発砲する対デモ組織。撃たれた者を救助しにきた者を射撃するという、戦争における手口を使う。 ・デモ隊の盾になる宗教者。その宗教者や、赤十字の職員にすらも発砲。 ・デモ隊に参加している少年の、悟ったような子供らしくない表情。 ・デモ隊の救護所を破壊するという非道すぎる攻撃。