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エンタメ系時代劇の傑作。どのくらいエンタメ系かというと、主人公がかつて就いていた「公儀介錯人」という役職からして実在しない。史実より面白さ優先。仕込み乳母車のギミックはファンタジーに近い。しかし、最高に面白いのでこれでいい。若山富三郎の剣技は掛け値なしの本物。いちいち、抜刀、納刀するのも様式美として正しい。素晴らしい出来の映画。 「刺客引き受け5百両」 十両盗めば首が飛ぶ時代に、この金額設定。高いけど、千両箱1杯の半分。持ってる人は持ってそうっていう落としどころもよいですねえ。 冥府魔道を歩む子連れ狼の戦いはスピーディーだけどキレイすぎない。時には狡い奸計で勝つ。そして、火力で勝ったりもする。本当の侍と戦う時以外は。後半の戦闘シーンではニヤニヤがおさまりませんでした。良すぎます。
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