Comment
cocoa

cocoa

3 years ago

3.0


content

The Dressmaker

Movies ・ 2015

Avg 3.1

原題は「The Dressmaker」。 作家ロザリー・ハムの原作小説を映画化。 2015年製作のオーストラリア映画です。 1951年、オーストラリアの砂漠にある田舎町ダンガター。 25年ぶりに帰ってきたのはティリー(ケイト・ウィンスレット)。 子ども時代に少年を殺害したと言われ町を去ったティリーは腕の良いドレスメーカーとして颯爽とやってくる。 母モリー(ジュディ・デイヴィス)との関係。 因習のはびこる町の住民との関係。 ティリーの考える復讐とは…そんなストーリー。 原作がどんなタッチなのかわからないがブラック・コメディ要素もあると言う。 前半は久しぶりに帰ってきたティリーが周りから浮いている様子や、母モリーの世話など淡々と描かれる。 それでもケイト・ウィンスレットの存在感はまぶしい。 ふくよかになったけどドレス姿はゴージャスだし、見ていて楽しかった。 狭い田舎の人間模様は25年過ぎても変わらず閉鎖的。 子ども時代に少年をえこひいきしていた女教師ビューラの性格の悪さ。 ティリーを少年殺しの犯人とした背景はあまりにもひどい。 ティリーが帰ってこなかったら、そのままうやむやになったのだろう。 ティリーが作るドレスに夢中になる町の女性たちもその時だけで根本は変わらず。 閉鎖的な土地に良いところなどない。 ティリーと親しくなったテディ(リアム・ヘムズワース)がサイロに飛び込んだり、理解し合えるようになった母が亡くなったり。 その辺は気の毒だし、ティリーの失意の大きさがわかる。 最後は全てに火を放ち、燃やし尽くすしかないよね。 呪いと因習の土地など消えてしまえ、と思った。 女装趣味の警察署長は良いけれど、着物ドレスのようなものは悪趣味だった。 ついでに邦題は安直だから原題の「The Dressmaker」のままが良い。