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Till

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4 years ago

3.5


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Senritsu Kaiki File Kowasugi! File 04: The Truth! Hanako-san in the toilet

Movies ・ 2012

Avg 3.5

白石晃士監督が手掛ける『戦慄怪奇ファイル コワすぎ!』シリーズの第4弾。 映像製作会社のディレクターである工藤とそのアシスタントの市川、カメラマンの田代の3人が怪奇現象の撮影に奮闘するモキュメンタリー形式のホラーシリーズで、一作目の「口裂け女」からはじまり、「震える幽霊」「人食い河童」を経て、ついに本作では「トイレの花子さん」が登場する。個人的に「リアル感」の出るPOV(モキュメンタリーも)形式は「非リアル」なジャンル、例えばSFなどで真の魅力を発揮すると思っていて、POV+警察(リアル)の『エンド・オブ・ウォッチ』よりもPOV+超能力(非リアル)の『クロニクル』とかの方が好みなので、モキュメンタリー+怪奇現象の本シリーズもやはり面白かった。ただ、本作の完成度は前3作品に比べても頭一つ、いや二つくらい抜け出ており、ありふれた低品質B級ホラーと見くびっていると痛い目に遭うだろう。 というのも、本作はジャンルで言えば間違いなくSFで、工藤たちが時空を超えてタイムトラベルをする姿が描かれるのである。この手のジャンルをモキュメンタリー形式で撮った映画って実は本作が世界初なんじゃなかろうか(知らんけど)。今までは客観的にタイムトラベルを「見守る側」だった我々観客が一気に「する側」へと引き込まれ、タイムトラベル中の緊迫感・不安感をこれほど生身で感じられる作品は他にないと思う。タイトル・ジャケットの安っぽさからは想像できない良作でした。