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彼の家族を、あまりにも可哀想におもってしまうのだけれど。己の満足至上主義の彼にはもう、枯れきってしまった花だった。それでも手繰りよせたい記憶があることがよけいに寂しくさせるから、途方にくれてしまう。独りになりたいのに、独りがこわいのだもの。 子どもたちの弾む声を聴きながら。さざ波に囁かれて。太陽につつまれて。それはそれは、憧れの最期。
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