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【マイ・4K UltraHD Blu-ray・コレクション】 映画冒頭、ナオミ・ハリス演じるエージェントがジェームズ・ボンドを誤射してしまう場面。思い返せば、たぶん、ここで私はピアース・ブロスナンから完全に脱却した。 そして本編では、思いきり若返ったQが登場。 さあ!ここからいよいよ007本領発揮か!と思ったら、物語はなんとM寄りに展開。 Mを演じるジュディ・デンチ、そして敵役シルヴァを演じるハビエル・バルデム。助演ではあったが共にオスカーを獲得した名優だ。両者が対峙する場面では、さすがのダニエル・クレイグも霞んでいた。 とはいえ、ダニエル・クレイグ007の『ノー・タイム・トゥ・ダイ』も含めた5作の中では本編がいちばん好きかなと思う。 ナオミ・ハリス演じるエージェントの名前がマネーペニーだったこともちょっとしたサプライズだった。 4K映像については、最近目が慣れてきたのか「これ、ホンマにグレードアップしてんのかなあ?」と思ってしまうこともあったので、ちょうど本作がprime videoで配信(HD、つまりBlu-rayレベル)されているので試しに観くらべてみた。 Mがマロリー(レイフ・ファインズ)に呼び出されるところからMI6本部が爆破されるあたりを観たのだが、明瞭な輪郭、きめ細やかに映し出されるディテール・・・やっぱり全然レベルが違っていた。 あらためて、ありがたく観なければと思い直した。
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