
コウキマン
3 years ago

Those Who Remained
Avg 3.4
2022.10.2.109 ネタバレあり 二次大戦後のハンガリー。ホロコーストで家族を亡くした少女クララ(16歳)と、婦人科医アルド(42歳)の関係を描く。 叔母に育てられるクララは、不満を抱えていた。ある日アルドの家に駆け込み、そこから同棲するようになる。クララはアルドを父のように慕い、アルドは戸惑いながらもクララとの生活を楽しむようになる。ふたりとも家族を失った身。同じ辛さを味わった者同士、心に空いた穴を埋めるように日々を過ごす。 性的な描写は一切ないが、ふたりの関係は父子のようでもあり、想い人のようにも感じ取れる。 年頃のクララの外出を過度に心配するアルド、アルドに恋人ができたことに強い憤りを感じるクララ。感情的になる場面はほとんどなく、淡々と物語は進むが、声色や表情で魅せてくる映画。叙情的な雰囲気が心地好い。 「生き残ったほうがツラい」という言葉はとても重く感じた。 ラストのアルドの態度・表情がなんとも切ない。いったい何を思う?