
ジュネ
10 years ago

The Woman
Avg 2.9
Jun 19, 2016.
実は本作、原作者ジャック・ケッチャムによ る三部作の最終話。第一作の『オフシーズン』はあまりの残虐さゆえに映像化できず、第二作の『襲撃者の夜』から企画がスタートしているという中途半端さ。その影響を受けているとは言いませんが、本作もこれだけグロやゴアに走れる素材でありながら、小さくまとまりすぎている気がしました。 劇中、前二作の回想シーンが画面にバンバン出てきて、何度もフラッシュバックを繰り返すのですがこれが若干しつこいくらいです。加えて主人公の男と人食い族の女が初めて森で出会うときに、明らかに不釣り合いなイケイケのロックが流れだし、しばし呆然…。 本作では主人公のクリスが人間として底辺レベルの屑野郎でして、非常にフラストレーションが溜まります。これをどんな形でザ・ウーマンが解消してくれるのかとワクワクしていたのですが…これまた極めて中途半端な映像の見せ方で、全体的にズレズレの小粒な一品でした。監督のラッキー・マッキーは『メイ』で結構評価されたはずなのに、この次に撮る映画も『オールチアリーダーズ・ダイ』という更にしょうもない作品で、完全にB級畑の人になってしまいました。