
hanako

Gone with the Wind
Avg 3.6
2025/5/17 映画史に残る…系の作品なので「観た」という事自体の達成感がとりあえずハンパない。 1939年製作だし4時間弱だししんどいかなと思ったけど、全くの杞憂でした。一つの理由として展開がジェットコースターな点が挙げられます。例えば主人公のスカーレットが好きな男にフラレた腹いせに他の男と結婚式を挙げ、その次のシーンがもう夫の訃報。この一連の流れがわずか1〜2分程度だったり。笑 あと燃え盛るアトランタからの脱出劇は視覚的に今見てもすごい見応え。 ◆ スカーレットもレットバトラーもすごく現代的な考えの持ち主で、1939年当時、観客は理解不能なんじゃないかと思った。原作小説もいつか読みたいな。 スカーレットは超自己中なんだけど「頼れるのは自分だけなんだ」っていう逆境での生命力が見事で、中盤からファンになっちゃいました。“美人でオシャレで自分で稼ぐ力があって男に頼らずとも逞しく生きる”。スカーレットめっちゃカッコいいじゃん!と。 一方、「俺は独身主義だ」と言いつつスカーレットへの愛を貫き、稼ぐ力も戦闘力もある、おまけに子煩悩なバトラーは結婚相手としてめっちゃいい男で、この夫婦現代のパワーカップルやん、と思いながら見てました。 むしろ現代から南北戦争時代にタイムスリップしちゃったカップルなんじゃなかろうか、それくらいこの二人だけ映画の中で異質。そして映画史に残る屈指のすれ違い具合ですね。2人が同じ熱量で愛し合う時間ってほぼなかったんじゃないか?残念。 ◆ あとはスカーレットと対照的に描かれるメラニーの強さがいいね。攻めのスカーレットに対して守りのメラニーという感じ。メラニーが死んでしまうことで全ての魔法が解けて主要人物達が散ってしまうんですよね。メラニーって実は裏主人公だったんじゃないかと思いました。 ただアシュレー、あんなヒョロくて青白いのに戦争から五体満足で帰ってきたのは「?」でした。キャラクター的に生かしておく必要があったとは思いますが…。 ともかく、スカーレットのように逞しく生きよう、”明日は明日の風が吹く”。