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「喋るだけの青春、シュールな75分」 原作は少年チャンピオンの同名漫画。池松壮亮と菅田将暉のコンビで、ただひたすらダべるだけの映画。一応全8話のオムニバス形式だが、一部を除き川の土手で漫才よろしくシュールな喋りをお送りする、ただそれだけの映画。 原作は何回か読んだコトがある。こういう空気間が大事な漫画を実写化するのって結構難しいんじゃないかと思ったが、結構笑えたしなかなか上手いんじゃないかな。より役者の頑張りに比重が置かれる作品だけど、どちらともやっぱり上手い。不満は音楽の使い方が余り上手くないコトかなー。てかこのシュールさなら音楽はあまりいらないでしょ。話終わりの暗転ぐらいで十分。 自分はシュールなのは嫌いじゃないし、この作品のシュールさは好みだったので、面白かった。しかし製作費安そうだな。近年観た映画の中ではダントツで製作費安そうで賞1位だ。なので続編も作り易そうだし、2人が若いウチにあと何本か作って欲しい。 余談でもないが、菅田将暉が去年後半から本当ドン引きするレベルで映画出過ぎなのが気になる。若いうちに稼いどけ的な感じだろうけど、消耗品のようにガンガン出ていると例え演技が上手くても前の作品の役柄とダブったりするし、飽きも早くなるだろう。もうちょっと落ち着いて欲しい気はしないでもない。
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