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2021/5/2 サイレントからトーキーへ。『雨に唄えば』が時代に乗って成功する【ハリウッドの光】だとすれば、今作は淘汰されたスター達、すなわち【ハリウッドの闇】。世間から忘れ去られた大女優が巻き起こす悲劇を題材に、ハリウッドの内幕をシニカルに描いています。面白かった! ◆ サイレント映画の大女優、見事な顔芸(笑)。スミマセン、笑ってはいけない凄味と貫禄なんですが、サイレント映画の演技(=過剰演出)がクド過ぎて、怪演の域… 有名なラストシーンは、憐れさ、滑稽さ、不気味さ等々が混ざり合って、なんとも表現しがたい…。最後のカット、ノーマの顔にズームアップしながら少しずつ沙がかかっていく所なんて、ほぼホラー(ジャケット写真をご覧あれ笑)。夢に出てきそう。
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