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エイコ

エイコ

6 years ago

4.0


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Between Calmness and Passion

Movies ・ 2001

Avg 3.0

エンヤの曲使いが斬新です。 あの透き通った歌声と素敵なメロディが、次々とどうでも良さげなシーンで登場します。 それが何とも言えない世界観を作ってる。私は嫌いじゃないです。 どうしたって綺麗な曲はそれなりのシーンで流れる事を想定してしまうけど、この映画ではエンヤの曲を特別扱いしてません。日本での雑多なシーンでも平気でエンヤです。 美しいイタリアの街並みや美術品も、この映画では日常そのもの。 そういう空気感が、どの時代でもどの場所でも一貫して漂ってる感じがします。 時系列の動きや激しいストーリー展開でもストレスなく観られるのは、そういう一貫した空気感によるものかもしれません。 本来とても美しいはずのもの、イタリアの街並みや美術品やエンヤの歌声は引き立て役に徹しています。 何の引き立て役か。 順正が変わらず胸に宿す、愛する人への想いです。 そこだけにフォーカスすると、ともすれば痛々しくなってしまうかもしれない。 けれど素敵な引き立て役たちのおかげで、ただただ美しく感じました。 時が止まっているわけじゃない。仕事でのキャリアも積みながら、ちゃんと前に進んでいる。 それでも変わらない想いだから、こんなに美しいんでしょうね。 何度も観たくなる映画だと思います。