
cocoa

Every Thing Will Be Fine
Avg 2.8
カナダに暮らす作家トマス(ジェームズ・ブランコ)は執筆のスランプにはまっていて恋人サラ(レイチェル・マクアダムス)との関係もうまくいっていない。 そんな時、大雪の中で起きた車の事故。 加害者のトマスは苦しみ、亡くなった幼い子どもの母ケイト(シャルロット・ケンズブール)、恋人のサラ、トマスの編集担当のシングルマザーの三人がそれぞれ関わって影響を受ける……というお話。 ジェームズ・フランコの始終悩み苦しむ表情が印象的でした。 その思考の背景は父親との関係が大いにあるんだろうな。 物語は淡々と描かれ、4年後、4年後、と言うようにどんどん進んでいきます。 後半、元恋人サラとの再会。 トマスにビンタするサラの気持ちだけがリアルで共感できました。 シャルロット・ケンズブールの息子クリストファーの描きかたは途中までは不穏な空気がありました。 トマスはクリストファーに「事故前の作品は出来が悪い」と言われてたじろんでしまったり。 ラストはトマスとクリストファーの抱擁で朝日の中、明るい笑顔がでます。 いろんな過去を背負いながらも生きていくしかない、微かな希望を描いて終る感じ。 さて、ジェームズ・フランコはたくさんの作品に出ていて、中には愚作もたくさんあり。 心の狭間を演じるのはあまりうまくないように感じました。 トマス自身の自己肯定感の低さは作家ならではかもしれないけど、今、そばにいる女性に寄り添うのかどうなのかもはっきりしないし、苦しめている。 成り行きで編集担当のシングルマザーとも一緒になったのかな……。 少なくともこの作品ではジェームズ・フランコはもっさりし過ぎて魅力的ではなかった。 シャルロット・ケンズブールは相変わらずの変わらない雰囲気。 彼女の場合はどんな役でも役作りはしません! 息子クリストファー役の子はシャルロット・ケンズブールに似ていました。 評価の難しいこの作品、最後まで淡々と観ましたがもう少しひねりが欲しかったかも。