
Masatoshi
3 years ago
3.0

Resident Evil: Welcome to Raccoon City
Movies ・ 2021
Avg 2.8
『海底47m』のヨハネス・ロバーツ監督、ゲーム『バイオハザード』ファンだそうです。確かに随所で、1、2のゲーム展開や場面が挿入されていましたが、とにかくライト、乗りがポップで明るく軽いです。見かけだけはそれらしいですが、ゲームの魂と言うかドキドキするマインドはすっかり抜け落ちている印象でした。ゲームの登場人物でももう少し真剣な表情だったと思います。 ゲームの実写化って、アニメの実写化と同じようにむつかしいものですね。まぁ、レオンか悲しいくらいポンコツで、クリスもゴリゴリのサバイバーでないし、ジル・バレンタインに至ってはくねくねヘアーのラテン系の撃ちたがり。クレアはリーダーシップありすぎ強すぎ勇気ありすぎ。みなさん、何だかゲームのキャラから相当乖離している感じ。ウェスカーちょっと大人の雰囲気がなく少し、こちらも軽い、と言うか、ホント、誰も彼も若くて軽すぎて、とてもこの作品を手放しで面白かったとは言えない。 ま、長年のゲームファンのよしみて3点と評価します。ラストの映像でなにやら次回作もありそうですが、この先、このメンバーのノリでバイオハザードは観るつもりはありませんね。 百均のおもちゃ売り場で売っている発泡スチロールとプラスチックを使ったすぐ壊れそうなグライダー、そんな作品でした。