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uboshito

uboshito

9 months ago

4.0


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Rebound

Movies ・ 2022

Avg 3.8

Jun 16, 2025.

爽やかだけどクサさはなく、努力が大事というテーマはあるけど押し付けてもこない。この絶妙な匙加減を、韓国映画は確立している。 気付いたのは、この子たちには、女の子にモテたいとか、誰が好きとか、彼女がどうこうとか、そういう話が一切ない。ひたすらバスケだけをやっている。それで実際に、十分に映画は成立するのだということを証明できている。これ、日本の作品だと、とりあえず「女子にモテたい」から始まる。本作には観客席で応援する女子以外、本線に絡むキャラクターは一人も出てこない。でもだからといって男女差別があるとか、ホモソーシャル的だというわけでもない。ひたすらにバスケの話しかしていない。それなのに、バスケに興味ないとかルールを知らなくても、この映画が伝えたいことを全員が受け取れるように作られている。そこがすごいなと思った。 それもそのはずで、実話をベースにしているので、というか、実話そのものなので、あまり余計なことは描けない、という事情もあったのかもしれない。それでも、感動は半端ない。さすがの韓国映画も、彼らの大嫌いなお涙頂戴を、実話で回避することはできなかった模様。お涙頂戴、上等だと思うんだけど、普通に心を動かされることの何がいけないのかいつも不思議… キャストは、高校生とは思えないトウの立った人たちが大半だったけど、バスケのプレーは本格的。撮影するのはさぞかし大変だっただろうけど、まさにこの映画に出演する俳優さんたちと、実在の中央高の学生たちの努力がシンクロしたのだろうなと思わせてくれる。楽しい映画だし、胸熱な映画だった。 【視聴:WOWOW】