Comment
ウーマンリブ的な話。 キリスト教的価値観があり、閉鎖的な村社会では女性が一人で子供を生むということの難しさがあったんだ、というのも一つの感想であるが、翻ってシングルマザーを簡単に許容する社会もどうなんだと思う。 差別的であるかもしれないが、子はつがいで育てるのが自然界的な自然であるという考えは拭えず、結局、お金がなければ、本作の主人公もドンづまりになっており、現代ではそれが虐待につながったりするのだろう。また、そういった社会的なハードルがなくなったとしても、子から見て、片親というの周りとの違和感を感じないものなのだろうか。 おそらく前時代的としかられるような感想かもしれないが、私はそのようなことを考えずにいられない。なので、男の「女一人で育てられるのか?」という台詞も理解ができる。 ところで、長くつしたのピッピちゃんの作者であるということは、本筋とあまり関係ない。
2 likes0 replies