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母親と二人で引っ越してきた少年の隣人は飲む打つ買うのとんでもない爺さんでした。 本作は少年と爺さんの心の交流を描いた名作です。 少年が爺さんの人生を徹底的にリサーチし、彼の良い所も悪い所もきちんと説明した上で、爺さんを聖人として讃え感謝するシークエンスが実に映画的興奮と感動に満ち溢れていて素晴らしく、泣かされました。 曲者ビル・マーレーもすっかり爺さんになってしまいましたが、曲者ぶりは変わりありません。しかし本作では亡き妻や少年に対する愛情を見事に表現しており、聖人ならぬ名人の域に達したと言えるのでは?
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