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ジュネ

ジュネ

5 years ago

2.0


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Force of Nature

Movies ・ 2020

Avg 2.5

直近で劇場公開された新作をレビュー、今回取り上げるのは『リーサル・ストーム』。ハリケーンが迫るなか、強盗団との戦いを余儀なくされるアクションです。 ------------------------------------------------------------ メル・ギブソンを出す必要があったのだろうかと悩んでしまうくらいの凡作で、彼の活躍や大立回りを期待している観客の心には、上映終了後深い失望のハリケーンが吹き荒れたことでしょう。自然災害×強盗の組み合わせの時点で、数年前に公開されたロブ・コーエン監督の『ワイルド・ストーム』と全く設定が同じなんですが、本作は更にスケールが小さいです。 ------------------------------------------------------------ 共演のケイト・ボスワースもエミール・ハーシュもそこそこ有名な俳優なので、ギャラはそれなりにかかってると思いますし、そうなると予算を抑えるには舞台を小さく小さくするしかない。それにしても、これだけ嵐が吹きすさぶ映画なのに主人公たちがほとんど「団地の一角」から出ていかないってのは…もはや天気がストーリーに全然関係なくて笑っちゃいました。 ------------------------------------------------------------ 主人公の警官が抱えるトラウマが相当に強烈で、並みの人間だったら自殺してるレベルだと思うんですけど、最終的にはケイト・ボスワースとイチャイチャしだすため、こちらも何のための設定だったのかサッパリ意味が分かりません。あらゆる要素をまるで脚本に活かせておらず、100分ずっと「台風の目」にいるかのような虚無感に襲われます。