The Man Without a Past
Mies vailla menneisyyttä
2002 · Comedy/Drama/Romance · Finland, Germany, France
1h 37m



The second part of Aki Kaurismäki's "Finland" trilogy, the film follows a man who arrives in Helsinki and gets beaten up so severely he develops amnesia. Unable to remember his name or anything from his past life, he cannot get a job or an apartment, so he starts living on the outskirts of the city and slowly starts putting his life back on track.
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亮一
4.5
カウリスマキ監督作品 「枯葉」を観てから(なんと監督作品鑑賞初めて)独特の世界観ハマりっぱなしで3作品目 「過去のない男」イイすごくイイ。 暴漢に殴られお金を取られ病院で息を引き取ったにも関わらず再生(ここは意味わからず)記憶をなくすが貧乏だが心優しい人たちに助けられる。 相変わらずオーバーアクションはなく表情も変えず飄飄とストーリーは続く、時折り出てくるセリフがウイットで人を食ってて面白い🤣クスッとするユーモアさ 私が好きなのはメチャクチャ貧乏なのに簡易シャワーで(しかも手作りで水は子供に上からバケツで流させる)小綺麗にし「今日は金曜だからディナーに行くぞ」行った先は炊き出しだったり、家賃を払わなかったらこの犬がお前を喰ってしまうぞとさぞかし狂犬そうな犬と思いきや優しそう🐕チャン 名前を聞いたら「ハンニバル」(これにはクスッとではなく吹いた😆) 元妻の今の恋人と決闘するかと思いきや握手して即解決(ドライすぎて清々しい) 主人公踏んだり蹴ったり人生だが本人が誠実さと優しさがあれば周りに人たちにも連鎖し幸せ😀だ.んーやはりカウリスマキ作品ハマる。
wishgiver
3.5
これがアキ・カウリスマキ監督作品なのね。 すごく独特な画に最初から引き込まれた。 記憶喪失になった男が知らない町で周りの人に支えられて再生していく物語ですが、すごくシュールなコメディで独特の演出とか間が妙に心地いい。 それにしてもこの頃のフィンランドの貧しさが、まるで社会主義みたいで半端ない。 でもそれ故に牧歌的でみんなが思いやりのある世界観と時間の流れが独特。 人はどんな状況下でも前に進んでいけるんだなと思わせてくれる何とも味わい深い映画でした。 2022.11.4@Paravi
星ゆたか
4.0
2022.5.24 ♪~時は過ぎ去るけど まだやり直せる 心配しないで 僕らは大丈夫 行く手に輝くのは 希望の光だけ 僕のそばにいてお願い 君がいればうまくいく~♪ 今回他の二作品を見るにあたって18年ぶりに再観賞。 作品の常連カティ・オウティネンさんは、作品がカンヌ映画祭グランプリと共に、主演女優賞を受賞した。 “敗者3部作”の中では一番好きな映画。 列車で夜のヘルシンキに着いた男が、公園のベンチで夜明けを待っていて三人連れの暴漢に襲われた。かなり激しく。最初の場面なので、この監督の作品としてはリアルに、いつものように結果だけ見せるのではなく瀕死の重症を受ける暴力描写だ。 ここはいつものアキ・カウリスマキ調とは少し違う。 病院では植物人間になるぐらいなら、このまま死なせた方がいいと判断される。しかし一人残された病室で、突然ガバット起き上がると、器具を外し外をフラフラ歩き始め、湾岸のコンテナハウスの近くまで来て倒れた。通りすがりのホームレスの男に自分の運動靴と、彼のブーツを取り替えられる。 気のいい夫婦(二人の幼い息子のいる)に怪我が少しよくなるまで面倒みてもらえる。貧しいのはお互い様で、できることは助け合う。 この辺はホームレスの多い貧民くつで、管理人がコンテナ使用料を言い渡してゆく。一緒に脅しのために連れてこられた、ハンニバルと名ずけられた犬🐶に噛みつかせるというが、ちっとも怖そうでない。しかもすぐ懐かれそばを離れない。そのコンテナに電気工事の得意な男が電気の配線も無料でしてくれ、棄てられた電化製品も修理して使えるようにしてくれた。 また定期的に食事の配給にくる《救世軍》の女性イルマと出会い、お互い好意を抱く。彼のコンテナに招き食事を振る舞う。料理が上手と褒められた。 職安に出向くが過去の記憶を一切、頭を殴られたため、名前も思い出せず書類に記入できないので受付して貰えない。 しかし彼女との出逢いのお陰か、なんとなく生きる意欲も出てきた。 《救世軍》主催の四人バンドの賛美歌風演奏曲に、今風のリズム・ロックのヒット曲を使用した方がいいとアドバイス。自分の所のコンテナに、修理して聞けるようになった、ジューク・ボックスがあるから聞きにおいでと楽団のメンバーを誘う。決まりに縛られていたが、自然に体が反応し気分がイイので、早速上司に相談し新しく取り入れた。 そんなある日。名前がなくても構わないとする女性経営者の会社に、再就職のために、給料振り込みの銀行口座を設けて欲しいと言われ銀行へ。一人しかいなく閉店間近の女店員と相談中、ライフルを持った、初老の中小企業の社長が訪れる。倒産し会社の金を、差し押さえられた自分の金を引き出しにきたという。男は犯行後逃走し、金庫室に女店員と閉じ込められた。 その犯人の男にはその後、取り戻した金を、元の従業員の未払いの給料として、住所先に訪ねて手渡して欲しいとその手数料と共に頼まれる。自分は指名手配中だから動けないと。 その後主人公は、警察で捜査の一環で“私は誰?”という写真を撮られ、それが地方の新聞に載ることに。 するとこれは私の夫ですという連絡が、その女性の地元警察からくる。名前も出身地も溶接工という職歴も明らかになった。 イルマとの将来も考えていた彼だったが、とりあえずその元妻のもとへ。 訪ねてみると、ギャンブルぐせが高じて夫婦中もこじれ、離婚成立していて。 その連絡を取りたかったけど、なんの、どこにいるかの、話もなくあきらめ始めていたという状況も明らかに。 そしてそこではすでに、新しい再婚する相手とも暮らしていて、その男は“決闘もじさない”と覚悟していたと。 が、少しも揉めることなく、握手して後はどうか幸せにと(相手の男も聞いていたほど悪いやつじゃないとこぼす)円満解決。これらを演じる俳優は他の作品でも出演していて、例えばこの再婚相手の男は「浮き雲」の主役の人。 そして再び街へ戻った。仲間の住むエリアであの自分を襲った三人組の男達が体の不自由な老人を痛めつけていた。すると近くからゾロゾロとこんな連中に、日頃腹を立てていた者達が表れ、彼らを追い詰めてゆく。画面のあちら側の見えない方へ。管理人も主人公に一緒に行かないのかと聞かれる。『あいつら自業自得だ!』と。 しかし主人公にとっては、そんなことより彼女の待つもとへ行くのが先決だ。 過去を失ったことで、痛い困った思いもしたが。 まったく違った新しい未来に、何のこだわりもなく前進できる幸福。それを得る経験にできた物語。 しかも“敗者”は敗者なりに、それぞれ自分のない所を補い助け合えば、なんとかこれからも生きてゆけるだろうとする感銘を受けた。 (これからの主人公の記憶に問題がない脳機能ならなおさらのことだがが蛇足。)
樹佳
4.5
いやぁ、素晴らしい‥! とにかく音楽と配色がすごくいい! 踏んだり蹴ったりな展開で、展望が開けたかと思ったらどん詰り。凄いことが起こるかと思うとあっさりと終わり。主人公たちは貧しい生活しているはずなのに、家もあって食うものにも着るものにも特段困らない僕の生活よりも、何倍も充実していて豊かであるようにさえ思える。豊かさは金や名誉なんかじゃ決まらず、考え方と捉え方と工夫次第で何とでもなるのかもしれない。 終始、飄々と淡々としていて、それが妙に可笑しく笑ってしまう笑 男同士の別れがお互いサッと別の方向に歩いていくのが、笑えるんだけど、格好いいと思ってしまう笑 色々書いてみたものの、単純にこの監督の作る映画の空気が好きすぎるだけなんだろうな。いやぁ、良いものを知れて良かった。
naho
4.0
エネルギーに満ちていないから楽に観られる。 全く怖くない犬が出てきて面白かった。 アキカウリスマキ作品の影っぽさや、慎ましい生活でも心の豊かさを持ち続けている人々が大好き。 雑な料理シーンも好き。 曇りの日みたいな、眩しくない目や心に優しい映画。
ハナ
3.5
カウリスマキは枯れ葉が初めましてで2作目だけど、ホントだ、作家性が昔からめちゃめちゃ定まってる。そして登場人物になんの偏見も無い。コンテナに住んでいたって人との付き合いや恋愛だって普通にできる。そしていつも思いがけない出来事に巻き込まれるのね 笑。治安の悪さに嘘が無いな。犬がいつもかわいいのは最高。そんな名前付けたんか。現実の中に温かさがあって、でも現実っていうすごい監督だ。中年の男女の恋愛をこの年代から描いていたの脱帽。みんながカウリスマキ大好きなのが分かるし、仲間入りお願いします。
zizi
4.5
名前は知ってたけど初鑑賞となるカウリスマキ監督作。 レニングラード〜のジャケ写から苦手かなと先入観を抱いてた。 おっとりとした独特のリズムで染み入ってくる様な映像。 心温まるストーリー。良い監督だなぁ。 劇中、寿司とムード歌謡が出てきて驚くが、監督のファンであるクレージーケンバンド絡みでの使用らしい。これがまたなかなか良い。これも先入観で苦手かなと思っていたバンドだが、いかんなぁ〜先入観! 劇中のレトロチックな救世軍バンドもオツだったし、音楽センスもなかなか。 それから『私のおじさん』に続いての突然寿司登場〜北欧は寿司人気? さらにまた、嬉しい驚き!劇中出てくる『猛犬ハンニバル』はパルムドック賞受賞!遠慮がちに伏せ目が最高! しかも、監督の前作で出てた犬の娘らしい〜。 立て続けにパルムドック賞受賞作を鑑賞なんだな。 監督作、掘ってみます♪♪
R.K.
3.5
【10人中1人がハマるシュールな映画】 主人公は蟹江敬三さん似の強面、ほかの登場人物も無表情で、台詞も決して多くない。だからこそ、台詞と台詞の絶妙な間、異質なムード歌謡曲、極端に少ないカット数が効いて、今までと一線を画す映画。
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