The Shape of Water
The Shape of Water
2017 · Adventure/Thriller/Fantasy/Romance/Drama · United States
2h 3m
(C)2017 Twentieth Century Fox



An other-worldly story, set against the backdrop of Cold War era America circa 1962, where a mute janitor working at a lab falls in love with an amphibious man being held captive there and devises a plan to help him escape.
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てっぺい
4.0
【種族を超えた“水中愛”の美しさ】 幾度の困難や壁、そして種族を超えたラブストーリーに見える映画の芯の太さ。2人が辿り着く水中のシーンが、止まった時空を泳ぐようでとにかく美しい。“彼”が“彼”である事を忘れる。 ◆ 声を失くした孤独なイライザと、遠い海から連れて来られた“彼”。冷戦下のアメリカで、種族を超えた恋に落ちる二人だが、国家の行方を握る“彼”に危険が迫る─ ◆ 第90回アカデミー賞作品賞受賞作品。日本人初のアカデミーメイクアップ&ヘアスタイリング賞受賞の辻一弘が“彼”の目の製作にあたっている。監督は『パンズ・ラビリンス』のギレルモ・デル・トロ。出演は『パディントン』シリーズのサリー・ホーキンス、『ドリーム』のオクタヴィア・スペンサー、『キングコング:髑髏島の巨神』のリチャード・ジェンキンス、『ノクターナル・アニマルズ』のマイケル・シャノンなどなど。 そして、“彼”に扮するのは、デル・トロ監督の『ヘルボーイ』でエイブ・サピエンを演じたダグ・ジョーンズ。 音楽は『グランド・ブダペスト・ホテル』アレクサンドル・デスプラ。 ◆ “彼”との恋に落ちていく様が、時に穏やかに時に荒々しく、ありのままに描かれている。こと、彼と水中で抱き合うシーンは、止まった時空の中での2人だけの世界のような、この映画ならではの美しさ。彼が彼である事を忘れる。 『シザー・ハンズ』や『美女と野獣』、種族を超えたラブストーリーはいくつもある中、他の映画と一線を画すのは、イライザが“彼”と同じく、言葉という能力を持たない事。でもだからこそ分かり合えるし、種族を越えてお互いのありのままを受け入れる事が出来る。この映画はただのラブストーリーではなく、そんな“映画の芯”がしっかりしていると思う。 この映画で多用されていたのが、その“ありのまま”の描写。イライザや他の登場人物の性の描写も露骨だし、差別観念もちらほら。加えてイライザもジェンキンスも、そして当然彼も“不完全”な訳で、そのありのままさを互いに受け入れていくイライザ達が辿り着くエンドに、監督が描きたかったものがあるのでは、そんな気がした。 なにげに刺さったのは、イライザが“彼”を助けたいとジャイルズを説得するシーン。まっすぐに手話でまくしたてる表情の力強さ、「彼を見捨てたら私達は人間じゃない」のセリフ。ありのままを受け入れられず見殺しにするのはそれこそ人間じゃない、先程の映画の芯そのもののシーンだと思った。 音楽もとても良くて、散々かかるオールディーズや、途中挿入される唐突なミュージカルも含め笑、どれも映画の雰囲気の良さをしっかり作り上げていたと思います。 ◆以下自分の解釈つらつら(ネタバレ長文につき離脱おススメ)◆ “彼”は神なのか、彼という存在が、何を象徴していたのか。おそらく自分は、その姿・形にとらわれず、信じて受け入れる事の尊さ、その概念の形ではないかと考えます。物語は基本的にはシンプルな勧善懲悪。イライザはもちろん、ゼルダ(オクタビア・スペンサー)やジャイルズ(リチャード・ジェンキンス)が始めは戸惑いながらも、時には自分が傷つけられながらも、イライザと彼を受け入れ、信じていく。そうする事で、イライザが幸せに導かれていく、そんな優しさに溢れる幸せの図式に。そして悪は罰せられていく。彼を穏やかに受け入れたジャイルズにも毛が生えるというサプライズもあった訳で笑、“彼”とは、ありのままを受け入れる事を良しとする、いわば神的な存在だったと思います。 最終的にイライザはどうなったのか?直接的に描かれてはいなかったけど、自分の解釈としては“彼”と幸せに暮らした…というところだと思う。映画冒頭のシーンには、水の中に漂う人家の中に1人、死んでいるような、もしくは寝ているような女性が。あれがイライザでは。途中挿入されたイライザと“彼”のミュージカルにあった「あなたの行くところへ何処へでもついて行きたい」の歌詞。それがラストのシーンで“彼”の特殊能力により、イライザが息を1つ吐き、別の形として蘇り、水中愛として成就した。そういうところではないでしょうか。 いや〜過去最長の文書いてしまった。最後まで読んでくださった方、お時間取らせて失礼しました!
がっちょ
4.5
良くも悪くもデル・トロ監督の独特の世界観で異色のラブストーリー。こんな映画見たことない。 個人的には映像、演技、演出、音楽、ストーリーと全てが良くて、好きだった。 最近のアカデミー賞は人種差別問題、社会問題、アメリカの歴史などがテーマになってる作品が多いから、今回は純粋に楽しめるこの"映画"に作品賞を獲ってほしい。 と願ってたら獲ってくれた!!!!!
nao
3.5
言葉を発する事が出来ない女性と不思議な生物との言葉を超える愛の物語。 タイトルにShape of Waterとあるが水に形は無い。愛も同様に定まった形は無い。だからこそいろいろな愛の形がある。そんな愛の本質に迫っています。 本当この作品タイトルがぴったりですね! まず冷戦時代が舞台の独特な世界観が本当に美しい。‼️ ギレルモ監督の映画は初めて見たけど、この監督の世界観大好きかもしれないです。(^^) 全体的な感想は、世界観が美しくメッセージ性があり音楽も良い、ただそこまで心惹かれるものが無く、何故半魚人に惹かれいるのかいまいち分からなくて、なんとなくセンスの良い作品かなって感じでした。 アカデミーで、こういうモンスターが出てくる邪道的な映画が作品賞を取ったことで、アカデミーの幅がまた広がっていくという事は、本当に偉大な事だと思います。
Balloon Flowers
4.5
上質な恋愛エンターテイメントではあるが、同時に万人受けしなさそうな独特な世界観の映画でもある。 ヒロインは口がきけないおばさんで、何よりその相手が半魚人。だがこの異色カップルが見せる物語は紛れもない真実の愛。 シェイプオブウォーター(水の形)というタイトルだが、この水が示すものは愛だと思う。それは怪物が水棲である事、そしてイライザの日課がバスタブで自慰をすることからわかる通り、水とは二人の愛の象徴であると思う。水に特定の形が無いように、愛にも形は無い。 無口のヒロインを演じたサリーホーキンスや彼女と同じく孤独な絵描きを演じたリチャードジェンキンスの演技も素晴らしいが、怪物を演じたダグジョーンズの演技は、「パンズラビリンス」の時と変わらずCGでは見せられない独特な動きで味が出ている。 今年のアカデミー賞では最多の13部門にノミネートしたが、前回の「ララランド」と「ムーンライト」のこともあり、今年も「スリービルボード」あたりが受賞しそうだったけど、今回はこのザ ・エンターテイメントな本作が受賞したため、ついにアカデミーにエンターテイメントが戻ってきてくれた。 そして、いつの世も変わらず描かれる真実の愛を自分なりに描いたデルトロもついに監督賞を 受賞した。 “形”は変われど、これは過去のアカデミー賞で作品賞を受賞してきた「風と共に去りぬ」や「カサブランカ」と同じような愛の物語なのである。
kasa1024
4.0
凄く変わった愛の物語(*´ω`*) ギレルモデルトロのアカデミ賞13ノミネート作品であり、ファンタジー映画の最高傑作。 いつもこの監督とチェゲバラの俳優を間違えてしまう(´ω`) この作品が製作されたときも、ベニチオ・デルトロ、監督になったのか?と思ったほどだw紛らわしい名前だが、この作品は面白い‼️ 半魚人との愛の物語の映画はなんか不思議な作品だなと素直に感じたし、作品ぢたいもレトロでいい感じ、映画のシーンの中でながれている音楽とも、雰囲気があっている。 昨日と今日の2回見たのだが、やっぱり素晴らしい作品だ(๑>◡<๑) イライザのタップダンスシーンや歌を歌うシーンは特に‼️ ミュージカルシーンにはイライザの思いが込められている(*´ω`*) この作品には、製作をした監督の思いが込められていると感じた( ^ω^ ) ブルーレイ発売が待ち遠しい作品だ(๑>◡<๑) 自分的には、凄く好きな作品だった( ^ω^ )3、4、5回と見ていっても飽きない作品。
西山コタツ
4.5
ストーリーそのものに面白みや意外性がなくとも、美術、撮影、照明など画面づくりでここまで世界観の強度を高められるなら、もう新しいお話なんて考えなくてもいいんじゃないか。そう錯覚するような構築力に唸らせられる
Yuji Abe
2.5
「心の空洞」をリアルにみたことがありますか? ・ 人の「心の空洞」を感じました。 私も、何か物足りない生活をしています。 でも、自己成長を志して、頑張っています。 ・ この作品は、不思議と人の心に入ってくるところが、 なんとも言えないですね。 誰しも、満たされないところがある。 そこを、リアルに表現しているのは、 ちょっと生々しすぎるかもしれません。 ・ 言葉が話せない彼女の可憐な生き方が、 なんとも言えなかったです。 近所に住んでいる男性と自然なコミュニケーションで、 彼女の生活の質が上がっている。 素敵ですね。 ・ 会社で仕事をしていて、同僚との他愛のない会話が、 生活の質を上げていることに気づきました。 退屈な生活と感じることが多いです。 冷静に日常の生活をながめてみると、 心があたたまるふれあいが、 いろいろな場面にあることを気づくことができました。 ・ この映画は、 「心の空洞」が満たされていくストーリーかもしれません。 でも、普段の中にある上質な時を再定義してくれたり、 教えてくれているかもしれませんね。
シロクマ
3.5
気になってたのやっと観れた。アカデミー賞作品賞を映画館で観たのはたぶん初めてだから、よい経験になった。 まず主役。サリー・ホーキンスよかった。今ノリにノッてるだけある。特に彼女が手話で画家を説得する場面は、恐怖を感じるぐらい迫力があって、声を出すことなくあの迫力を作れるのはすごいと思った。あと身体きれいでした。 そして個人的にはマイケル・シャノンが一番よかった。陽気な性格が焦りにかられて豹変するまで、段階ごとに見事に演じられていた。キャンディーを常に食べるのも不気味で、よいキャラ付けだと思う。また、彼の指の状態がまさに彼の内面を表していたのが印象的。彼がどんどん狂気をおびていくとともに、指もどんどん腐り腐臭を放つ。そして完全に狂った最後には自分で引きちぎる。こんな表現方法もあるのだと感心した。 半魚人は少し不気味だったが、神と崇められるだけあり神々しさもあった。彼の目を手掛けたのが『ウィンストン・チャーチル』の辻一弘さんということで特に目に注目していたが、まばたきの仕方が特殊で半魚人のイメージにうまくはまっていたと思う。いい仕事ってこういうことか。 ストーリーは新しいようで王道でもあるような感じがした。突飛な設定のようで、しっかり筋が通ってるような。うまく言えないけど。笑 キャストも映像もストーリーも音楽もレベルの高いよい作品でした。アカデミー賞おめでとうございました。
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