The Drudgery Train
苦役列車
2012 · Drama · Japan
1h 54m
©2011西村賢太/新潮社 ©2012「苦役列車」製作委員会



In this offbeat coming-of-age tale, a charming, rebellious high school dropout named Kanta befriends the kind, provincial Shoji. The two bring out the best in each other, each gaining confidence from their friendship - especially regarding pursuit of the opposite sex. The working class Kanta becomes a sort of unruly anti-hero, maintaining his pride, defiance, and self-assurance even as his prospects seem increasingly grim. (Chicago International Film Festival)
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隣の映画初心者
3.0
主演の森山未來さんの演技を楽しめる、という視点では素晴らしい、賞賛しかないです。 クズっぷり、うますぎる。 原作は未読。 こうした世界は、戦後すぐだけではなく、現代にも存在してるのでしょうが、その世界を実体験として歩んできたひとだからかける小説家なんだとは伺ってます。 昭和の終わり〜平成の前半の時代、まだまだ交通事故も飲酒運転も多かったりしたし、労働災害も今より多かった、そんな時代に、もがきながらも役割を果たしてきた人達がいたのだなぁ、と思いを巡らせました。 あの頃は、それでも世の中は前向きだったし、景気も良くなっていくイメージありましたね〜。 いま、という日本が世界から取り残されていく時代のリアルを、何か見てみたくなりました(東京難民、が近いのかな)
邊見 猛
5.0
This may contain spoiler!!
星ゆたか
2.5
2022.12.21 やや破天荒な印象の芥川賞作家・西村賢太氏(1967~2022)が、今年の2月にタクシー乗車中、心疾患で54歳の生涯を閉じた。同氏の自伝的内容の受賞作品。 受賞(2011)の報告を聞いての一声。『風俗に行こうと思っていた』は有名。 監督は山下敦弘さん(1976~) この年のベスト6位。主演の森山未來さん(84~)が主演男優賞。 脇役として高良健吾さん、前田敦子さん、マキタ・スポーツさんらが好演しています。 物語は1986年19歳の主人公・北町貫太と同年齢の日下部正二と、貫太が恋する桜井康子の三人を中心に進められてゆく。 貫太は11歳の時父親が性犯罪で逮捕され、そのため家族が離散。彼も中学卒業後、家を出て以降、日雇い労働者としての生活が現在までに至る。 運送会社の車両の荷物の積み降ろしの肉体労働で日当5500円。その大部分を酒と風俗店通いで使い、安アパートの家賃4ヶ月滞納で度々催促警告され、仕舞いには早早に出て行ってくれとまで言われている。中卒という引け目を跳ね返すかのように、好きな読書で覚えた理屈を、会話の“毒”として時に爆発させるので、普通の“青春の喜び”関係を持続できない。 アルバイトで入ってきた専門学校生・日下部正二とも一時は仲良くなり、酒や風俗にも付き合わせ、アパートを追い出されたため必用になった金5万円も貸してもらう。さらに好きな古本屋のバイトに来ている、読書好きな女子大生・桜井康子に、“友達”になって欲しいと中継ぎまでしてもらい、初めて青春の喜びを味わう。 アパートに帰りその喜びを全身で表す場面。『ともだち、友達、友だち』と踊りながら右、左に動く姿を、直接的でなく外から窓ガラスに写るシルエットで見せる所がイイ。 また彼ら三人がまだ肌寒い海辺で裸でハシャグ、つかの間の元気な若かい交歓ぶり表現はお馴染みだが、特にそれまで人並みの、年頃ならではの喜びに無縁だった貫太のような青年には、思わず“良かったね”という気持ちで見てられた。 しかし正二の連れてきた彼女との一般の学生談義に、自分の方が康子ちゃんに彼がいると聞いて“友達付き合い”が解らずイライラしているものだから、その会話の毒が炸裂、正二とも絶縁されてしまう。 よく初対面の人の相手の印象に。 『育ちのいい』感触に抵抗感を薄れさせてもらうことがある。両親・家族の、さらに友人らとの愛に包まれて素直に成人した人と、例えばこの物語の主人公のように。 屈折した環境で、普通なら自然に身に付く人との、接し方・付き合い方が分からない人間との違いである。 貫太は正二と共に日頃の働きぶりが認められ、昼食の待遇や賃金の差のある館内の倉庫見習いに昇給するが。 先輩格の高橋という歌自慢の中年労働者が、勤務中フォークリフトでの怪我をしても、社員でないので労災の適用にならない現実に、正二との仲違いのこともあり、自ら元の荷物運びの仕事に戻ってしまう。 そして彼の悪い想念・主義〈遺憾と諦念〉(物事の後に残った恨みと道理を悟る諦めの気持ち)が首をもたげ、惰性的生活が続き、さらに三年の月日が流れた。 そしてあの職場の先輩・高橋さんが 『若者なら夢を持て』と言っていたのを以前『しゃらくせい!』と馬鹿にしていたあの人が、歌自慢から歌手としてのTV番組出演しているのを居酒屋で見て、何かを感じ。 さらにその自分の今と比べ、居たたまれない差の怒りを、いつものように周囲に爆発。 しかし側にいた怖い兄さん二人組には、そんな強がりはコテンパンに跳ね返され、ようやく“作家への覚醒”を得ることになった。 この原作者西村さんは、戦前の破滅的な作家とされる藤澤清三氏(1889~1932)を心酔したと述べた。 そして芥川賞選出の際の理解者であった石原慎太郎氏(1932~2022)の“死”の2月1日の時には、あの若かりし頃の愛読書の著者に哀悼の辞を述べたという。 そしてこの石原氏の死のその四日後に(2月5日)、自らも後を追うかのごとく天に召された。 映画的には山下敦啓監督作品として。 「天然コケッコー」(07)「マイバックページ」(11)「オーバー・フェンス」(16)などと比べ好感度は落ちた。 これは原作の主人公の思考・生きざまを理解しようとした上でも。 ‥‥やはり仕方ない。
goro
2.0
原作は芥川賞なのかもしれないが、この映画はまったく面白くない。ダメ男が絵になるはずがなく、観ているのが苦痛であった。 僕にははまらなかったです。私には映画にする意味が分かりませんでした。
ムービーゆうすけ
5.0
2022年 3月1日 芥川賞作家 西村 賢太さんが今年お亡くなりなりました。ご冥福をお祈りします。 元々好きな映画トップ100にも入れておいたが 改めて鑑賞。 やっぱり、森山未來のこのクズな演技がうますぎて、人足やって昼に食ってる白米がまぁ、美味しそうw 一番好きなシーンが友達の彼女に居酒屋で 罵声を浴びせるシーンがたまらなく好き。 横暴な態度をとる主人公だが背景に 実は父親が少女を暴行して犯罪者となり 周りから、そんな事をする息子はろくな奴じゃないというレッテルを貼られて まともに生きていく事が出来ず、自分に大きな劣等感を抱えたまま生きていく様が切なすぎる。 一つの希望が本が好きで、ラストシーンで机に向かってひたすら小説を書き殴るところがまた良い。 「希望は残っているよ。どんな時にもね」
Schindler's Memo
2.5
あまり面白い映画ではない。昭和最後期の青春路線だと思う。 原作者の半生を描いたもので、大体がこの人の作品は、自身が中卒で、親が性犯罪の履歴があり、そのおかげでその日暮らしだったことを自虐的に書くことを常にしている。従って、驚きも無ければ、スカッとするのでも無い。 また、同性の友達、異性の友達、いずれともシニカルな付き合い方で、相手はもちろん、自身をも傷つけていて、それを周りのせいにしているところも潔しとしない。 また、ヒロインもあまりパッとしない少女であり、AKBでは大人気でも、映画女優としては華に欠ける感じだ。 まあ、森山未来の演技力で持っているような映画だと思う。その意味では一見の価値有りといったところか。
かぼちゃ
4.5
それでも人生は続く
宇宙の塵
3.0
映画全体から寂しい雰囲気を感じた。。 希望があるのは生きる原動力になるのかもしれないけど、希望はその内、失望に変わることが殆ど。。 生きるのってほんと苦しいわ。 って思わされました。 こんの映画の雰囲気好き笑
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