Nomadland
Nomadland
2020 · Drama · United States
1h 48m
(C) 2020 20th Century Studios. All rights reserved.



A woman in her sixties after losing everything in the Great Recession embarks on a journey through the American West, living as a van-dwelling modern-day nomad.
笑いと推理が交差する、時代ミステリー
「唐人街探偵1900」都度課金開始✨
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隣の唐十郎
4.0
~ 老後は続くよどこまでも ~ (死ぬまでなんですが) 人生は歳をとってからが長いのです。 放浪の民(ノマド)は語る。 [私達はハウスレス。ホームレスとは違う] ヴァン生活もトレーラーハウスのようなものか…🤔⁇ 風呂トイレが無いのはキツい😵何が家なのか。 巨大な企業にも終わりがあり、一つの町が消える事もある。 後に残るのは、生きてきた爪痕。 圧倒的なほどに、目の前に広がる荒野 延々と続く道のり 辛かろうが楽しかろうが、生きている限り続く先の見えない人生を物語る心象風景のような映画でした🤔
てる
3.5
なにやらすごい作品が現れたらしいとのことで、仕事の合間を縫って映画館に足を運んだ。面白かった! とんでもない作品だ! なんて感想はなかったものの自分の人生観に、静かにゆらめきを与えた。 定住なんてしなくてもいいのでは? とか、今の生活って窮屈だよな って感じる。しかし、仕事があって、住む場所があるっていうのは悪くないという全く正反対の思いにかられる。 彼女は仕方なく車で生活を始めたが、それを終わらせることも出来る。それをしないのは、それなりの理由がある。その理由を多く語ることはなかったけど、旅を観ているとそれが理解できる。友人との出会いと別れ、雄大な景色、豊かな自然。どれをとっても旅をする理由には充分すぎる。 ただ、定住せず車の中で生活するのは辛いことも多い。家に帰れば、温かなベッドがあって、トイレ、キッチン、洗濯機があり、コンビニが近くにあって、スーパーがあって、生活するに不便を感じない生活を送っていると、彼女の生活は酷いもののように感じる。 旅のドキュメンタリーを観ているような感覚だった。特別大きな出来事があるわけではない。旅の1年を切り取ったかのような作品だ。そこには生の人間たちが描かれていた。フランシス・マクドーマンドの演技が素晴らしかったのだろう。自然体で演技するというのは、どんなにか難しいものなのだろうか。熟練の彼女だからこそなのか、熟練だから難しいのかわからない。ただ、彼女だからこそよかった、それは確かだ。 きっと若い人ではダメなのだ。若いと妙にエロチックになってしまったり、ロマンチックな展開になってしまうだろうが、フランシス・マクドーマンドだとそうはならない。彼女が放つ哀愁がよかった。弱いのに力強さを感じる。彼女が積み重ねた辛さや喜びがシワとなって刻みこまれている。スクリーンに横顔が映し出されているだけで、様々なことに想いを馳せてしまう。 やっぱり、受賞してしかるべきの作品だったんだなぁ。
hanako
4.0
2021/3/27 1年前だったらこの高評価は付けてなかったな~。 リーマンショックの余波で家と職を失った未亡人が、車上生活を送る放浪の民《ノマド》となり、日雇い労働をして食いつなぐ。 まさにドキュメンタリーとフィクションのハイブリッド。主演のフランシス・マクドーマンドともう1人だけが役者で、それ以外は役名=本名というエンドロールにビックリ。 ◆ 会社や地域や特定の他人に縛られない生き方。持つ豊かさよりは、持たない 自由。こういう価値観って、コロナ渦で半ば強引にかなり進んだことで、今この時代では響く人が多いのでは?でも当然、自由な生き方には代償もある。 月並みな言葉だけど、地球の大きさを感じるアメリカの圧倒的な自然。時に過酷な環境下で、『スリー・ビルボード』では観れなかったようなフランシス・マクドーマンドの、少し淋しいような、優しい笑顔が際立ってました。 ◆ 心に残ったセリフは『ホームは心の中にある』『ホームレスじゃなくて、ハウスレス。別物よ』。 @グランドシネマサンシャイン
くらっしゃあ
3.0
恥ずかしながら、この『ノマドランド』が第93回アカデミー賞の作品賞、監督賞、主演女優賞の3部門を受賞、さらにヴェネツィアの金獅子賞などを受賞したことを、今、レビューを書こうとして初めて知った。 確かに、カメラワーク、編集、必要最低限の音楽の使い方など、実に見事だなと思いながら観ていた。 そしてフランシス・マクドーマンドの演技に見えない名演も見事と思った。 それは、後出しジャンケンではなく、本当にそう感じていた。それこそ技巧的な部分で映画の教科書のひとつにしてもいいのではと思うくらいに。 しかし映画の主題である【ノマド】と呼ばれる放浪生活者については、「ああ、様々な事情から、そのような生き方をせざるを得ない人たちがいるのだな」というある程度の興味以上の思いを抱くことはなかった。 だから本作が、最初にも書いたように数々の賞レースを席捲したことに関しては、正直ピンと来ていない。 まあ、昨今の時代の風潮への忖度も加わったのかも、と邪推すれば分からなくもない。と思ったりもしているが。 【Disney+】
てっぺい
4.0
【エンドロールから顧みる映画】 エンドロールで気づかされる、劇中のノマド達が全員実際の人達だという衝撃。ノンフィクションをノンフィクションのまま映画化したピカイチの作品力で、どの作品よりも、登場人物の悲哀や言葉の重みが心にどストレートに突き刺さる。 ◆概要 第77回ベネチア国際映画祭金獅子賞、第45回トロント国際映画祭観客賞、第78回ゴールデングローブ賞作品賞・監督賞、第93回アカデミー賞作品、監督、主演女優など6部門ノミネート作品。 原作:ジェシカ・ブルーダーによるノンフィクション「ノマド 漂流する高齢労働者たち」 監督・脚本:「ザ・ライダー」クロエ・ジャオ 出演:「スリー・ビルボード」フランシス・マクドーマンド、『グッドナイト&グッドラック』デヴィッド・ストラザーン ◆ストーリー ネバダ州で暮らす60代の女性ファーンは、リーマンショックによる企業倒産の影響で、長年住み慣れた家を失う。キャンピングカーに全てを詰め込んだ彼女は、“現代のノマド(遊牧民)”として、過酷な季節労働の現場を渡り歩きながら車上生活を送ることに。 ◆トリビア ○ 主演のマクドーマンド自身の生き方や考え方、ファッションなどライフスタイルのすべてを投影して、ファーンというキャラクターが創り上げられた。ファーンとデイブ(デヴィッド・ストラザーン)の物語も、マクドーマンドとストラザーン自身の関係性を反映しながら構築された。(https://searchlightpictures.jp/movie/nomadland/special.html) ○ 出演者たちは、2人(フランシス・マクドーマンドとデビッド・ストラザーン)以外は“実際のノマド”。(https://eiga.com/movie/93570/special/) ◆ ◆以下ネタバレレビュー ◆ ◆エンドロール エンドロールで受ける衝撃。ファーンとデイブの二人以外は、役名と実名が同じで、それが20〜30名ほど、続いていく。ホントに劇中にいた人達が“実際のノマド”だという証明であり、彼らが劇中で放っていた悲哀も、言葉の重みも、このエンドロールで全部リアリティに変わり、映画全体がここで心にずっしり沈み込む感覚だった。 ◆サヨナラがない ラストでノマドが語った、彼らが生きるのは、分かれてもまたどこかで巡り会う“サヨナラがない”世界。実際、劇中でサヨナラを言うシーンはなかったように思うし、ファーンとリンダ・メイが何度か別れていながら再会を喜ぶシーンも無かった。そうする事で、再会することがある意味“当然”だと描かれていたし、それを言いたいがための脚本だったんだと気付かされた。”サヨナラがないから、また会えるような気がする。僕は死んだ息子にまた会えるような気がするし、君は死別したボーにまた会える。” そんなノマドの前向きな言葉で、ファーンは元の家へ夫に会いに行き、そしてまた仲間に会いに荒野へ車を走らせた、そんな、希望を持った、前向きなラストだったように解釈した。 ◆ノンフィクションムービー もっと言えば、そんな脚本力も含め、この“ノマドオールキャスト”で映画を作ってしまう、監督や製作陣の斬新でぶっ飛んだ才能が素晴らしい。実在の人物が数人出てくる映画は数あれど、ほぼオールキャストで作ってしまったこの映画の存在感はピカイチだと思う。 ◆ロードムービー 延々と続く荒野。ファーンがガイドの目をかいくぐって忍び込んだ岩場もとても美しかったし、ファーンが泊まる場所を変える度に俯瞰で映し出される景色の雄大なこと。ラストの雪積もる砂漠もとても綺麗だった。
kasa1024
4.0
フランシスマクドーマンドの演技の集大成とも言える作品ではなかろうか🤔 アカデミー賞3回受賞は凄いと感じるしこれは言い過ぎかもだが、良い意味で演技では無くリアルにノマドになってしまったと錯覚し、セリフでは無く、ノマドとしての生活してるのでは無いかと😅 妙にリアルだった
あっちゃん
4.0
『スリー・ビルボード』でアカデミー賞主演女優賞を受賞したフランシス・マクドーマンド主演のロードムービー。原作は、ジェシカ・ブルーダーのノンフィクション『ノマド: 漂流する高齢労働者たち』。 リーマンショックによる企業倒産の影響で家を失い、現代のノマドとしてキャンピングカーで車上生活をしながら季節労働者として現場を渡り歩くことになった60代の女性の生き様を描く。 本作は、第77回ヴェネチア国際映画祭で金獅子賞、第45回トロント国際映画祭で観客賞、第78回ゴールデングローブ賞で作品賞と監督賞を受賞。更に、第93回アカデミー賞で6部門ノミネート。 本物のノマドたちが出演していて、ドキュメンタリーのようにリアル。起伏のない淡々としたドラマだが、美しい大自然の中で孤独と戦う主人公のたくましさと悲哀が胸を打つ。マクドーマンドには、アカデミー賞主演女優賞を取ってほしい。
wishgiver
3.5
人生の意味、生き方について改めて感じさせてくれる作品だった。 同じような感覚で生きてるせいか、心が動くことは無かったけど、アメリカの広大な風景とF.マクドーマンドの演技は素晴らしかった。 ファーンが若者に贈った、自身の結婚式で詠んだ詩が印象的。 2021.3.29@イオンシネマ津南
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