Broker
브로커
2022 · Drama · Korea
2h 9m
(C) 2022 ZIP CINEMA & CJ ENM Co., Ltd., ALL RIGHTS RESERVED



A group of people, brought together by a baby box, set off on a journey that will lead to destinations they never expected.
🌙 抜け殻になっても、感情は消えない
「ぬけがら」都度課金開始✨
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隣の唐十郎
4.0
家族運の悪い者同士が身を寄せ合う これは哀しきアウトローたちの擬似家族ロードムービー 赤子を拾ったブローカーコンビと追う女警官コンビ、ワケありの若い母 さまざまな思いを絡めた子売り旅 ダークで非情な世界ながらもホンワカと優しさが漂っているのは、彼らが[本当の悪党]ではないから みんな傷ついているからこそ、お互いの痛みが理解できる 全人類が例外なく、かつては[赤ちゃん👶]だった 世界はフェアじゃないが大人は全力で小さな命を祝福するべきだ
てっぺい
4.0
【なくなる映画】 ブローカーが、一つの命を通してブローカーでなくなっていく“家族”の話。母が母でなくなっていき、次第に見ているこちらの偏見もなくなっていく没入感で、メッセージも超骨太な一本。 ◆トリビア ○ 日本では2007年〜2021年度で「こうのとりのゆりかご」に161人の赤ちゃんが、韓国では2009年〜2019年でベイビーボックスに1802人と10倍以上のペースで赤ちゃんが預けられた。(https://www.webcg.net/articles/amp/46540) 〇約6年前から、是枝監督が映画祭でソン・ガンホやカン・ドンウォンらと顔を合わせており、会話を重ねる中で、本作の製作に繋がっていった。(https://gaga.ne.jp/babybroker/about/) ○ 是枝監督はコロナ禍でハマった韓国ドラマの影響でイ・ジウンとイ・ジュヨンをキャスティングした。(https://www.cinematoday.jp/news/N0130049) ○本作の撮影監督を務めたホン・ギョンピョ、助監督で通訳も務めた藤本信介は「流浪の月」でもタッグを組んでいる。(https://globe.asahi.com/article/14641153) ○ソン・ガンホは、撮影期間中、予定より早く現場に来て編集映像をチェック、使用するテイクを監督に逆アドバイス、それを毎日のようにやっていた。(https://eiga.com/news/20220613/14/) 〇ソヨン役のイ・ジウンは、本作のオファーを受ける以前に飲食店で偶然是枝監督を見かけており、映画の顔合わせもたまたま同店となるミラクルが起きていた。(https://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2195217) ○ カン・ドンウォンとイ・ジウンがホテルで赤ちゃんにミルクをあげるシーンでは、ヘジン役の子役が撮影前にはしゃぎすぎて本当に寝ている。(https://www.sakigake.jp/news/article/20220613OR0079/?nv=ent2022) 〇是枝監督は、強盗3人が赤ん坊を抱えて砂漠をさまよう映画『三人の名付親』の悪人が善をなしてしまうところを本作の参考にした。(https://www.cinemacafe.net/article/2022/06/20/79410_3.html) ◆関連作品 ○「万引き家族」('18) 是枝監督の代表作。第71回カンヌ国際映画祭最高賞パルム・ドール受賞作品。親の死亡届を出さずに年金を不正に受け取っていたある家族の事件から着想を得た物語。プライムビデオ配信中。 〇「そして父になる」('13) 是枝監督が赤ちゃんポストや養子縁組といった問題に興味を持つきっかけ、本作の起点になったという作品。プライムビデオ配信中。 ○「パラサイト 半地下の家族」('19) ソン・ガンホを世界的に有名にした作品。第72回カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞、第92回アカデミー賞作品賞等4部門受賞作品。中盤からの場面転換が凄まじい。プライムビデオ配信中。 ◆評価(2022年6月24日現在) Filmarks:★×4.0 Yahoo!映画:★×3.4 映画.com:★×3.8 ◆概要 2022年・第75回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品、最優秀男優賞(韓国人初)・エキュメニカル審査員賞(人間の内面を豊かに描いた作品に贈られる)受賞作品。 【脚本・監督】 「万引き家族」是枝裕和 【出演】 「パラサイト 半地下の家族」ソン・ガンホ 「義兄弟 SECRET REUNION」カン・ドンウォン 「空気人形」(09年の是枝監督作品)ペ・ドゥナ イ・ジウン(IU名で活躍する人気歌手で、今作が商業映画主演デビュー) 「梨花院クラス」イ・ジュヨン 「愛の不時着」キム・ソニョン 【音楽】 「イカゲーム」チョン・ジェイル 【公開】2022年6月24日 【上映時間】129分 ◆ストーリー 古びたクリーニング店を営みながらも借金に追われるサンヒョンと、赤ちゃんポストのある施設で働く児童養護施設出身のドンスには、「ベイビー・ブローカー」という裏稼業があった。ある土砂降りの雨の晩、2人は若い女ソヨンが赤ちゃんポストに預けた赤ん坊をこっそりと連れ去る。しかし、翌日思い直して戻ってきたソヨンが、赤ん坊が居ないことに気づいて警察に通報しようとしたため、2人は仕方なく赤ちゃんを連れ出したことを白状する。「赤ちゃんを育ててくれる家族を見つけようとしていた」という言い訳にあきれるソヨンだが、成り行きから彼らと共に養父母探しの旅に出ることに。一方、サンヒョンとドンスを検挙するため尾行を続けていた刑事のスジンとイは、決定的な証拠をつかもうと彼らの後を追うが……。 ◆ ◆以下ネタバレ ◆ ◆山場 「生まれてくれてありがとう」とソヨンが皆んなに伝えるシーン。間違いなくあれが、製作陣の1番言いたかった、作りたかったシーンだと思う。孤児と孤児院あがり、そして今から孤児になろうとしているウソンに向けたソヨンの言葉は、本作の取材で“生まれてきてよかったのか”と葛藤を抱える実際の孤児達に出会ったという是枝監督の思いが見えるよう。”捨てられたんじゃなく守られた”ソヨンが理想と語ったあの夫婦の言葉のように、どんな状況であれ、生きていていいんだと、なんだか心の温泉に浸かるような本作1番の山場だったと思う。 ◆対比 本作の1番始めのセリフは、スジン刑事の“捨てるなら産むなよ”。最後は同じくスジンの語りで“ウソンの未来を考える”。観客と同じ目線のポジションで描かれたスジンという人物が、映画を通じてソヨンの思いを知り、理解し、協力していく。母である事を辞めようとするソヨンと、母となる事を選択していく二人の対比が見事だった。 ◆家族 車内で本名を明かし合うサンヒョンとソヨン。5人にほのかな絆が生まれたそのシーンでは、差し込む日差しのもと、ソヨンが初めて笑顔を見せる。観覧車で互いを思いやる姿は、あの場では5人はもはや家族。ソヨンに目隠しをするドンスは、殺人を犯したソヨンを世間の目から守り、もう片方の手ではウソンを守るような、もう完全に父の姿。「万引き家族」では血の繋がらない家族の絆、「そして父になる」では子供を理解して初めて父であれた男の姿、「海街diary」では自己の居場所を問う姿と、徹底して“人”を描き続ける是枝シリーズ。本作ではウソンを巡ってじわりと形成されていく優しい“家族”の姿が、ラストのあの5人の写真に象徴されるように、丁寧な表現で描かれていたと思う。 引用元 https://eiga.com/movie/93673/ https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ベイビー・ブローカー
あっちゃん
4.0
是枝裕和監督が、オリジナル脚本で描く初めての韓国映画。 2022年・第75回カンヌ国際映画祭で、最優秀男優賞(ソン・ガンホ)とエキュメニカル審査員賞をダブル受賞。 ベイビー・ブローカーを裏家業にしているサンヒョンとドンス。赤ちゃんポストに赤ん坊を預けた実母ソヨン。成り行きで3人は、養父母探しの旅に出るが、サンヒョンとドンスを尾行していた刑事のスジンとイは、彼らの後を追う。 家族とは何かを問いかける是枝作品『誰も知らない』『そして父になる』『海街 diary』『万引き家族』を観てきたが、人は生まれながらにして尊い事を一番感じた素晴らしい作品。エンドロールが終わるまで、誰も席を立たなかった(2作品目)。
まじママんじ🍀
4.0
想像以上に優しいstoryで、期待程感動や涙が来る事はなかったなぁ💔でも、各自の台詞のこだわり·深さはとても感じ受けるものが多かった(><)『捨てられたのではなく守られた』ってのが1番印象に残ったなぁ🤱🧑🍼❇️
眠る山猫屋
4.0
緩く暖かい。乳児売買の二人組、その子の母親、刑事たち、孤児院の少年。ある意味コントのような展開と、裏側で起きていた事件。 スジン刑事役のぺ・ドゥナが印象的だった。忘れ難い。 悲劇だけれど、悲劇に終わらない。救いはきっとある。 ラストシーンは流石に巧いな。 劇場にて。
caoru
4.5
生まれて殺すより、生まれる前に殺す方が、罪が軽いの?衝撃的だった言葉。 赤ちゃんポストをめぐる話。 でも社会派ではなく、赤ちゃん、ブローカー、母親、施設の子供を含めた5人の疑似家族のような、温かく切なくやさしい話。 全てのひとに生まれてくれてありがとう。
うさぎニンジン
2.5
淡々と進む事とリアルさは別だと感じた。後半はグッとくるシーンがあるもののそこまでがゆっくりじっくりすぎた。
金木研
4.0
「捨てるなら産むなよ。」 鈍い衝撃を放つこの一言で幕を開ける本作は、是枝作品特有の家族観を内包する「母親」の物語だった。 赤ちゃんポストに預けられる赤ん坊を、事情があって正規の手続きで引き取れない人たちに横流しする《ベイビー・ブローカー》のサンヒョン(ソン・ガンホ)とドンス(カン・ドンウォン)。 ある日、若い女性が教会の赤ちゃんポストに赤ん坊を預けに来る。サンヒョンはいつも通りこっそり連れ去るが、気変わりしたのか翌日彼女は教会を訪れ、赤ん坊を連れ戻そうとする。教会の孤児院で働くドンスはその女性・ソヨン(IU)に事情を伝えると、どういう経緯かソヨンは彼らとともに赤ん坊に相応しい養父母探しの旅に出ることになる。しかしソヨンには彼らには言えない事情があり... 赤ちゃんポストというものの存在意義を改めて認識させられたと同時に、善悪の二元的な指標では片付けられない混迷極めた実態のドス黒さを目の当たりにした。いまだに賛否両論が存在するが、こういったものに縋ることしかできない弱者は少なからずいる。本作を見れば、そういった社会からこぼれ落ちてしまった者たちに救いを差し伸べるこの制度に対する考え方がきっと変わる。 また生物が命の連鎖を途切れさせずに命を紡ぎ続けきたことがいかに奇跡的なことか、そして親が親であることがいかに当たり前のようで偉大なことかを実感するだろう。 最近「親ガチャ」というフレーズが流行ったが、今の時代らしい繊細さのかけらもない悪意に満ちた言葉だ。軽々しく口にしていいものではない。 子供は親を選べないかもしれないが、親だって好きで子供を不幸にしてるわけではない。そういった肩身の狭い思いをして生きてきた女性たちの背中を優しくさするような作品だった。 作品内でもそういった議論を組み交わしているシーンが印象に残っている。ソヨンは赤ん坊を捨てなければいけない母親側の事情を語るのに対して、ドンスは自身が捨て子だったこともあり、そういった母親の無責任さに怒りをぶつける。しかしこの争いに勝者も敗者もいない。なぜなら両者とも言い分は紛れもなく正論だからだ。だからこそ彼らは少しでも救いのある、幸せになれる方角に進むことを決意する。 不思議と内容はダークなのに心が温まるお話だった。家族という概念が薄れつつある現代に、是枝監督お得意の「擬似家族」を通して家族の必要性を説いていた。これも全て是枝監督の絶妙なバランス感覚で成り立っている。 ストーリー的に大きな盛り上がりはなく、静かに淡々と展開していくものの、色々な考えが頭を巡っているうちに気がつけば飲み込まれていた。サンヒョン一行とサンヒョンを追う刑事視点で物語は進むから、サスペンス要素が全くないわけではない。ただ話を無闇に盛り上げるようなことはせずに監督もあくまで傍観者的な位置で彼らの行く末を見守っているようで、それがこの作品の良さを際立たせていたと感じる。 演技も素晴らしい。特にソン・ガンホはカンヌの男優賞受賞も納得の出来だったし、カン・ドンウォンとIUもそれぞれが彼らにしか表現できない悲しみや過去を引き連れているような貫禄のある演技を見せつけていて惹きつけられた。個人的に観覧車の2人のシーンが本作で一番印象に残っているから、今から見る予定のある人には是非そこに注目して欲しい。 最後も希望のある終わり方で非常に後味が良かった。全員幸せになってくれ。是枝監督自身救いのない話にするのではなく、救いはあるということを伝えたかったとおっしゃっていて良かった。これに勇気をもらえた人はきっといる。 実は『万引き家族』しか観てなかったから食わず嫌いせずに、彼の他の作品も見てみようと思えた。とてもよかった。色んな人に見て欲しい。
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