The Wages of Fear
Le salaire de la peur
1953 · Thriller/Adventure/Drama · France, Italy
2h 27m



In the South American jungle, supplies of nitroglycerine are needed at a remote oil field. The oil company pays four men to deliver the supplies in two trucks. A tense rivalry develops between the two sets of drivers on the rough remote roads where the slightest jolt can result in death.
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セイクク
3.5
南米の油田で発生した大火災を消火する為ニトロを運ぶ男たちの話です。 いま観てもかなり緊迫感のある映画で、当時観た人達にとっては衝撃的な作品だったのではないでしょうか♪ 前半部分はダメ人間の吹き溜りのような町の描写と人間関係を説明してるのですが、昔の映画特有のかったるさがあり、かなりテンポが悪いです。 しかし車が発進してからは緊迫感の連続でいつニトロが爆破するのかハラハラさせられます ((;゚Д゚))) マリオ役のイヴ・モンタンの演技が良く、ルイジ役のフォルコ・ルリの憎めない役柄もいいアクセントになっています☆ (マリオとルイージの元ネタです^ ^) 出発前に志願者の1人が言ってましたが、戦争と一緒で常に死と隣り合わせの緊張感に包まれていると頭がおかしくなりそうです…(>_<) さすがカンヌとベルリンでW受賞した作品ですね〜☆☆☆ 衝撃的なラストなど素晴らしい映画でした。
ケイタ
3.5
ツッコミどころは満載なんですが、実にシンプルなテーマの中、可能な限り展開を詰め込んだ感じがとても良い。 ただ、冒頭の静かな所が長く感じました。 公開当時の人達にはあれで良かったのかもしれませんし、私がせっかちな可能性もありますが。 また、オチが人生の教訓かのような…笑
アリちゃんパパ
4.0
4人の男達がトラックでニトログリセリンを運ぶのですが、悪路あり、障害物ありでハラハラさせられどおしでした。アンリ・ジョルジュ・クルーゾーの演出力は大したものです。 主役はイヴ・モンタン。歌手が本職なので映画出演はそれほど多くありませんが、本作での彼の男の色気はなかなかのものですよ。
むささび
4.0
This may contain spoiler!!
YOU
3.0
アンリ=ジョルジュ・クルーゾーが監督・共同脚本を務めた、1953年公開のサスペンス作品。 ジョルジュ・アノーの小説『Le Salaire de la peur』を原作とする本作では、油田で起きた火災を消し止める為に4人の男達が危険なニトログリセリンを運搬する様子が描かれます。本作のリメイクである1977年の「フリードキン版」があまりにも面白かったので、こちらも翌日早速観てみました。当然大筋は全く同じなので今回も手に汗握る展開の連続にはめちゃくちゃハラハラさせられますし、前半1時間を使ってたっぷりと描かれる日常描写からは彼らが抱える社会への憤りや窮屈さ、自由を求める切実な気持ちが痛いほど伝わってきます。最後に待つ皮肉な顛末とその後味なんかも大好物ですし、「サスペンス映画の古典的名作」として名高い一作というのも存じ上げております。しかし個人的に本作は、少なくともフリードキン版と比べれば圧倒的に乗り切れない一作でした。その最大の要因は「主人公マリオの人物造形」です。当然これは最後のオチまで含めたテーマ性故の造形ですし自分もそこは重々承知しているのですが、それにしてもこの人ちょいと問題あり過ぎやしませんか。恋人・リンダへの接し方もさることながら、特に酷いのは相方ジョーに対する態度や言動。ジョーさんも決して善人ではありませんが、主人公マリオは年老いた彼を高い崖から突き落としたり、石を顔面に投げ付けたり、沼から抜け出せない状態の彼をトラックで轢き殺そうとしたりと、想像を絶する当たりの強さを見せます。そして極め付けはトラックで沼を渡り切った後に発される驚愕の責任転嫁!この言い草、この冷徹さ、この白々しさ、同シーンを以て本作はサスペンスからサイコスリラーへと変貌を遂げました。 これらの酷い言動の数々は「極限状態における人間性」をリアルに描写しているとも言えますし、確かにヴィトー・コルレオーネばりの大物を気取っていたくせに初っ端から恐怖のあまり体調を崩した役に立たずのジョーが自分と同額の報酬を手にすると思うとイライラしてくるのも分かる。しかしマリオは普段からも恋人リンダをモノのように扱っていましたし、(そうした時代性も込みで)やはり自分はそんか主人公がはっきり嫌いです。また物語に関しても、本作の「酷い奴には酷い結果が待っている」という単なる因果応報な顛末よりは、フリードキン版の「(少なくとも輸送中は)主人公を切実に応援出来るような、物語的希望をほのめかす演出」の方が自分は断然好みです。ただ自分がこうして激賞するフリードキン版は本作がサスペンス映画の名作としてその地位を確立しているからこそですし、貧困問題や労働搾取といった社会的テーマはこちらの方がより濃密に描かれています。前述した時代的価値観も含め、今の視点で観てみると更に色々な思考を巡らせる作品だと思います。 家に帰るまでが遠足。
眠る山猫屋
4.5
ギリギリの夜の旅路
dreamer
5.0
この映画「恐怖の報酬」は、映画史上に燦然と輝くサスペンス映画の傑作だ。 アンリ・ジョルジュ・クルーゾー監督にとって、この「恐怖の報酬」と「悪魔のような女」が彼の作品を代表する二大サスペンス映画だ。 この映画「恐怖の報酬」のストーリーは、非常にシンプルだ。危険このうえない、爆発物のニトログリセリンを、A地点からB地点に運ぶ話である。 話としては、それだけである。それ以外の余計な夾雑物は全くない。実にスッキリしている。 この危険なニトログリセリンを、無事A地点からB地点に運ぶことが出来るかどうか? ----。 サスペンス映画としては、申し分のない設定だと言えるだろう。舞台はラテン・アメリカのある国のラス・ビエドラスという小さな町。 ここには、世界中から喰いつめた男たちが集まって来る、いわば人生の吹き溜まりのような町なのだ。 そして、町には不景気風が吹いていて、男たちは仕事にあぶれている。 そんなある日、町から500キロほど離れた油田が火事になる。 石油会社は、ニトログリセリンを爆発させ、その衝撃力によって火を消そうと計画する。 ところが、このニトログリセリンの運搬が実に厄介なのだ。一滴、落としても爆発する。 うっかり処置を誤ろうものなら、大爆発を起こしてしまうという代物なのだ。 このニトロを荷台に積んで、二台のトラックが出発する。報酬は、一人2,000ドル。 ただし、これは成功報酬で、無事運び終えなければ手にすることが出来ない。 火災現場の油田まで、途中には幾つもの難所があり、ニトロは、いつ爆発するかも知れない----。 一台のトラックには、二人の運転手が乗る。 正規の運転手と助手の二人ずつだが、二台のトラックで計四人。さすがにフランス映画らしく、この四人の性格描写が際立っている。 パリの地下鉄の切符を壁に飾り、いつパリに帰れるかを夢見ている男にイヴ・モンタン。零落した親分肌の男にシャルル・ヴァネル。 さんざんナチスに苦しめられた男にペーター・ファン・アイク。あと一か月しかもたない肺病病みの男に、イタリア人のフォルコ・ルリ。 ニトログリセリンの運搬は、モンタンとヴァネルがペアになり、もうひとつのペアは、ルリとアイク。 この四人でニトロの運搬作業が繰り広げられて行くのだが、要するにこれは、"道中もの"の変型なのだ。 日本の「東海道中膝栗毛」やアメリカ映画の珍道中シリーズなどでもはっきりと描かれているように、この種の道中記ものには、必ず人間関係の逆転がある。 例えば、主従関係が途中何かの事件に遭遇して、そっくり逆転して、これまて従者だった者が主人格になり、主人格だった者が従者になるという傾向だ。 それがストーリーの流れに変化を与え、人間の性格描写の彫りを深くする役割を果たしているのだが、この映画の人間関係の逆転は、実に鋭く描かれている。 親分肌のシャルル・ヴァネルと若僧のイヴ・モンタンが乗ったトラックは、急カーブの難所にさしかかる。 そこは、車の退避のために木の櫓が設けられている。 だが、その櫓の一部は腐っていて、トラックの重量にはとても耐えられそうにもない。 そのことを察したヴァネルは、トラックを運転中のモンタンとの共同作業中に現場から逃げ出すのだ。 トラックはモンタンの必死の努力で奇跡的に無事だったが、この事件をきっかけに両者の立場は一気に逆転する。 歳を取ると、人間は気弱にも、卑怯にもなるものだと呟くヴァネル----。 そして、ヴァネルは、次の難所の巨大な落石をニトロで爆発するシーンで、トラックのそばから逃げようとせず、自ら死のうとする。 老残の彼の心情が惻々として伝わってくるが、そこで死にきれなかった彼が、その次の難所の事故で死に至る負傷をしてしまう。 言ってみれば全編が、障害レースのようなもので、一難去ってまた一難といった具合に、トラックの行く手に、次々と現われる障害に工夫と仕掛けがなければ、我々観ている者は、次第に障害物の刺激に慣れて、ハラハラ、ドキドキしなくなるものだ。 したがって、この種のサスペンス映画は、直接的で視覚的な恐怖感と、もうひとつ、心理的な恐怖感を巧みに融合させることが必要になってくると思う。 直接的で視覚的な恐怖感とは、トラックのワイヤーが引っ掛かり、切れそうになってギリギリと音をたてるカットとか、前を行くルリとアイクの乗ったトラックが、突然、爆発し、あとには破片すら残っていないといったシーンなど、ふんだんに散りばめられている。 このような連続活劇の手法が有効であるのは、トラックの荷台に積んだニトロが、いつ爆発するのかという、我々観る者、ひとりひとりの想像力の中に潜んでいる恐怖感と結びついて、恐怖感を増幅させるからだと思う。 このアンリ・ジョルジュ・クルーゾー監督の視覚的で心理的な恐怖感を巧みに融合させた演出上の計算は、心憎いまでに確かだと言えると思う。 「人間の感情の中で最も古く、もっとも強烈なもの、それは恐怖である。恐怖の中で最も強烈なもの、それは未知の恐怖である。」----。 これは「異次元の色彩」で知られるH・P・ラヴクラフトの有名な言葉だが、恐怖が人間本来の感情と最も強く結びついている以上、それを巧妙に呼び覚ましたのが、サスペンス映画だと言えると思う。 ニトロを積んだトラックが山道を走って行く。 この先、トラックには何が起きるのか? 運転手にも、我々観る者にもわからない。 我々は、スクリーンの中の運転手と共に、未知の恐怖を共有することになるのだが、こういった"恐怖感覚"を、実にうまく利用して作ったのが、この映画だと思う。 アンリ・ジョルジュ・クルーゾー監督のエンターテインメントに徹し、徹頭徹尾、我々観る者をハラハラ、ドキドキさせる映画を作ってみせるという執念と熱気が、観ている私を金縛りにして、"真昼の幻覚"といったものに誘ってくれたのだろうと思う。 なお、この映画は1953年度のカンヌ国際映画祭で最高の作品に与えられるグランプリを受賞し、また主演のシャルル・ヴァネルが最優秀主演男優賞を受賞しています。
PK
5.0
面白い。目的が単純でわかりやすい。展開が突発的で予想できない故、多くの映画で感じる「ピンチの根底にもある安心感」がなくて好み。文字通りピンピンに貼ったワイヤーが千切れそうな緊張感がずっと続く。ロードムービーは人生の比喩として優秀。働く男は渋い。老いは残酷。諦めたら試合終了。
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