Taste of Cherry Ta m e guilass
Ta'm e guilass
1997 · Drama · Iran, France
1h 35m
©1997 Abbas Kiarostami



A middle-aged Tehranian man, Mr. Badii is intent on killing himself and seeks someone to bury him after his demise. Driving around the city, the seemingly well-to-do Badii meets with numerous people, including a Muslim student, asking them to take on the job, but initially he has little luck. Eventually, Badii finds a man who is up for the task because he needs the money, but his new associate soon tries to talk him out of committing suicide.
🌙 抜け殻になっても、感情は消えない
「ぬけがら」都度課金開始✨
🌙 抜け殻になっても、感情は消えない
「ぬけがら」都度課金開始✨
Cast/Crew
Comment
30+Gallery
Soundtrack Info

St. James Infirmary
cocoa
3.5
ずっと気になっていた「桜桃の味」を観ました。 イラン映画では有名な故・アッバス・キアロスタミ監督の1997年製作の一本。 地味だけど味わいのある、そんな作品でした。 土埃をあげてレンジローバーを運転する主人公バディ。 深刻な表情で運転席からあちこちを見ながら誰かを探している。 バディの目的は一言で言えば埋葬人を探すこと。 何かで悩んでいて自死を選ぼうとするバディ。薬を飲み穴の中で横になり、翌朝誰かに声をかけてもらい、生きていたら手を引っ張ってもらおう、返事がなかったら土をかけてもらおうとする。 クルド人の兵士やアフガニスタン人の神学生に頼むがみんな断り逃げ出す。 神学生の言葉、「悩みがあるから死んでしまったら、いつか人間が滅びてしまう」と言うのは妙に納得。 いつの間にか乗せていたトルコ人の老人はバディの頼みを引き受ける。 20万トマンと言う高い報酬で白血病の子どもを助けたいから。 この老人バゲリの様々な人生観がとても印象的。 「この世はみんな悩みがある。」 「人生は汽車のようなもの。前へ前へただ走っていく。」 「そして最後に死の国という終着駅に着く。」 老人は以前、首を吊ろうとした時にたまたま食べた桑の実の美味しさに気づき、周りの自然の美しさに考えを改めた、そんな事をバディに話したのです。 老人が道案内する脇道を走らせると、岩や石、赤茶色の土ばかりだけれど、急に緑が広がって何本も印象的な木が生えている。 自然史博物館で働く老人バゲリをもう一度呼び出して、「明日朝は返事がなかったら石を2つ投げ入れてほしい」 「それでも起きなかったら肩をつかんでほしい」と再度頼むバディの姿。 映画のラストは観るものに委ねる終わり方だけど、このバディの言葉には生きる希望を微かに感じさせられます。 そして唐突に撮影現場の映像が入るのはなぜだかわからない。 でも小津安二郎監督に影響を受けたというアッバス監督らしい、映画という手法で人生を語れる、そんな作品でした。
toa
3.5
よく眠れなかった朝でしたシリーズ。 彼に必要なものは、彼以外には見えていたのかな。 人生は長いから夢中になって過ぎる時間ばかりじゃない。言いようのない空洞にさいなまれた時は、歩いたり、映画を観たり、誰かと話したりして、気を紛らわしながら朝が来るのを待てばいい。 キアロスタミ監督は本当に撮影現場が好きなんだなぁ。
zizi
4.0
簡略化。最初から?だらけのストーリーで、鑑賞後、一拍置いて『なるほどね!』と納得して唸った。 メッセージが至ってシンプルな分、むしろ思い及ばないから。《生きろ》と説いてくれた少年兵や神学生や剥製士。それぞれの言葉が響く。 穴から見上げた雲に覆われる夜の月〜荒れ山だった地平が緑に覆われた。 最後に一言〜人権を認めないイラン政府の弾圧に抗議‼️署名程度しか出来ないが、心を痛め、案ずる。
やかん
4.0
じいさんの数々の金言に涙。 ペンを取って書き留めておこう。脚本力に脱帽であります。 そして、 胸をぎゅっとつかまれてからの、想像だにしないラストに思考が一時停止。 突き放すというより、さらりと身をかわし背を向けられたような感覚に陥った。監督、狡いってー。 映画の可能性は無限大なのね。
ぞうのみみ
4.0
予想外に独特な映画。しかし退屈な作品かと言われればそうではない。これ以上なく静かに、静かに、人生の本質を炙り出している。こういった作品は容易に撮れるものではない。映画というものの可能性を考えさせられた。ラストの演出は正直分からなかったので、よく考えてみたいと思う。
コージー
4.0
This may contain spoiler!!
nao
3.5
特に大きく展開するわけではない小さな物語 映画全体を通して淡々とした雰囲気なんですが、徐々に心が浄化されていく気がしました^_^ 多くの人たちがいう様にこの映画は「人生賛歌」なんだと思います 「考え方が変われば世界が変わる」世界に目を向ければ美しいもので溢れている、それを無視するのはもったいない そして、平凡な毎日の中の小さな光。それに目を留めてみる、それが大切なことなんだ そんなメッセージを感じ取った時、心の中で何かが変わった様な気がしました。 ゆっくりと進み本当に眠くなってしまいそうな映画ですが、深く心に染み込んでくるような映画です^_^
Yuhi
3.5
あの世から見に来たいほど美しい世界というのは言い得て妙だと思った たしかに人生辛いことは結構あるんだけど、風景を眺めるだけでもそう捨てたもんじゃないなと思えてくることはある そのくらい自然は美しいんだけどそれを平気で破壊するのが人間なんだよなぁ ラストシーンはどういう意図があったの⁈
Please log in to see more comments!